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Channel: 好きな俳優、今日の一枚 
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「エジゾンズ・ゲーム」

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_e0034633_10101637.jpg7月に入り、地元の街中はコロナ以前とあまり変わらない人出になってきました。様変わりしたのは、街ゆく人が皆マスクをしていること。
そのマスクも、一時期の品薄がどこへやら、業種問わずいろいろな店先に山積みで販売されています。
アルコール消毒ジェルも店頭に並び始めました。


梅雨の晴れ間の昨日、そんな街を通って久方ぶりの映画館へ。
座席は一つ置きの販売です。
でも、そんなことしなくても平日昼間の上映回のお客さんはたったの5人。。。
寂しい。けど、映画を観たぞ~!


ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、トム・ホランド、ニコラス・ホルト、マシュー・マクファディーン、キャサリン・ウォーターストン。
顔ぶれに不足はございません。


「エジソンズ・ゲーム」


オフィシャルサイトは ここ。




1880年、白熱電球で暗闇を照らす実験に人々を招待した発明家トーマス・エジソン(ベネディクト・カンバーバッチ)。
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空気ブレーキを開発した大実業家のウェスティングハウス(マイケル・シャノン)とその妻マーガリート(キャサリン・ウォーターストン)主催の晩さん会をすっぽかした冒頭のエピソードで、エジソンの人となりとウェスティングハウスとの確執が予測されます。
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研究に没頭すると、まったく周りが目に入らなくなるエジソン。
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自説を曲げず、人に譲らず、自ら事業化した白熱電球と直流電流の普及にまい進。
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一方、ウェスティングハウスは交流送電システムの実用性を確信。
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変圧器の実験を重ね、不幸な事故には見舞われるものの
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やがてエジソンの研究所からはじき出された天才ニコラ・テスラ(ニコラス・ホルト)を迎えて
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交流による全米への電力供給を目指す。
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アメリカを制するのは、果たして直流か交流か。
1893年のシカゴ万博を目指し、ネガティブ・キャンペーン合戦を交えた仁義なき電流戦争が始まる。。。


子どものころに読んだ偉人伝の代表選手はやはりエジソン。
彼が特許や事業でかなり悪辣な手段を駆使していたということは、偉人伝にはなかったような。
(覚えているのはフィラメントに日本の竹を使ったということくらい)
カンバーバッチ君が演じるのであれば、もっともっとクセの強いイヤな奴として描いても面白かったんじゃないかなあと。
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随所に配される妻子との関係で、つい和んでしまいましたが。
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マイケル・シャノンのウェスティングハウスもですが、二人ともせっかく個性の強い俳優なんだから、もっとあくどいキャラでもよかったと思います。


エジソンの秘書のインサルを演じたトム・ホランドが健闘していました。
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スパイダーマン以外で見たのは初めてです。
なかなか演技派だということがわかりました。


それから、マシュー・マクファディンが演じたJ.P.モルガン。
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特殊メイクの赤い鼻にばかり目が行ってしまいました。
(酒さという炎症性の疾患で、本人は写真を嫌がったそうです)


エジソンといえばGE、ウェスティングハウスといえば東芝に売却された原発の会社(それもあって東芝は破たん)、テスラといえば、彼の名にちなんだ電気自動車会社テスラがトヨタを抜いて売上げ第一位、J.P.モルガンはチェース銀行と統合して今でも現役投資会社。
と、最近も名前を見聞きする身近な会社の創業者たちが密な状態で登場する、歌舞伎の顔見世興行みたいな作品でした。


(久々の劇場鑑賞には、豪華顔ぶれで楽しかったです)
(またコロナ感染者が増えているけど、次はいつ何を見に行けるかな)

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