ネトフリ契約を一か月だけで終わらせようとして、必死で見ています。
…というはずだったのですが、夫が自分の見たいドラマを一気見するために占拠。
私は「ダーク」と「アイアンフィスト」を見たいのに~。
アキレス腱断裂リハビリ中の夫と、膝負傷から回復しきっていない妻の、引きこもり夫婦の攻防。
(最低額のプランなので一度に一媒体しか見られない)
でも、とりあえず合間を縫ってこれは見ました。
芸達者な二人のベテラン俳優がアカデミー主演と助演にノミネートされた
「2人のローマ教皇」
NETFLIXのオフィシャルサイトは ここ。
2005年4月、ローマ教皇ヨハネス・パウロ2世が死去。
バチカンでは新しい教皇選出のためのコンクラーベに、枢機卿たちが召集された。
強硬な保守派、ドイツのヨーゼフ・ラッツィンガー枢機卿(アンソニー・ホプキンス)と進歩派のアルゼンチン枢機卿ホルヘ・マリオ・ベルゴリオとの間で票が分かれたが。
(より政治色の強い感のある)ラッツィンガー枢機卿がベネディクト16世として教皇に選出。
しかしその後、バチカンではバチリークスや性的虐待問題などのスキャンダルが発覚。
一方2012年、アルゼンチンではベルゴリオが枢機卿辞任をバチカンに願い出ていたが、返答がない。
業を煮やしてローマへ直談判に行こうと航空券を手配したその時、教皇庁からの招聘が。
教皇の夏の離宮カステル・ガンドルフォで、二人は面会。
食後のひと時、神と教会の役割について二人は議論するが、ベネディクトはベルゴリオの辞任については聞く耳を持たない。
(ベネディクトの趣味はピアノ、好きな番組は「REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~」)
二人はヘリコプターでバチカンに移動するが、機上でも教皇はベルゴリオの辞任についての議論を避ける。
そして二人はシスティーナ礼拝堂へ。
そこに続く涙の間で
教皇は辞任の意思を漏らし、ベルゴリオに後継者の打診をする。
しかしベルゴリオには、それを辞退する彼なりの理由があった。。。
というわけで現教皇フランシスコの若き日が描き出されるわけですが、それはアルゼンチンの激動の時代と重なります。
そういう後悔と失意の時代にも、ベルゴリオは常に貧しい人たちの傍らにいた。
そしてベネディクトは教皇辞意の理由を語り、ベルゴリオ枢機卿はその罪の告白に赦しを与え。
やがて教皇は700年ぶりの生前退位を発表、コンクラーベではベルゴリオ枢機卿が選出され、フランシスコとして教皇の座に。
そこまでの二人の対話が描かれた映画で、おそらくまったくのフィクションですが、舞台にしたら面白そうな。
2014年のフランス映画「パリよ永遠に」を思い起こさせる二人芝居。
大御所役者二人だからこその演技力を堪能できる内容でした。
現教皇フランシスコの庶民的な側面が、冒頭から強調されすぎている感じもしますが。
(自分で航空券を手配しようとしたらいたずら電話だと思われたとか)
バスでローマ市内を移動して、教皇庁からの迎えが行方不明だと慌てふためくとか
バルでコーヒー立ち飲みとか
テイクアウトのピザを注文とか
(涙の間まで持ってきた随員がたいへん)
とどめは、クレジット後のワールドカップ観戦シーン。
これ、実話だったら楽しいんですけどね。
(そういう事実はないそうなのが残念)
…というはずだったのですが、夫が自分の見たいドラマを一気見するために占拠。
私は「ダーク」と「アイアンフィスト」を見たいのに~。
アキレス腱断裂リハビリ中の夫と、膝負傷から回復しきっていない妻の、引きこもり夫婦の攻防。
(最低額のプランなので一度に一媒体しか見られない)
でも、とりあえず合間を縫ってこれは見ました。
芸達者な二人のベテラン俳優がアカデミー主演と助演にノミネートされた
「2人のローマ教皇」
NETFLIXのオフィシャルサイトは ここ。
2005年4月、ローマ教皇ヨハネス・パウロ2世が死去。
バチカンでは新しい教皇選出のためのコンクラーベに、枢機卿たちが召集された。
一方2012年、アルゼンチンではベルゴリオが枢機卿辞任をバチカンに願い出ていたが、返答がない。
教皇の夏の離宮カステル・ガンドルフォで、二人は面会。
(ベネディクトの趣味はピアノ、好きな番組は「REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~」)
そして二人はシスティーナ礼拝堂へ。
しかしベルゴリオには、それを辞退する彼なりの理由があった。。。
というわけで現教皇フランシスコの若き日が描き出されるわけですが、それはアルゼンチンの激動の時代と重なります。
そういう後悔と失意の時代にも、ベルゴリオは常に貧しい人たちの傍らにいた。
そしてベネディクトは教皇辞意の理由を語り、ベルゴリオ枢機卿はその罪の告白に赦しを与え。
2014年のフランス映画「パリよ永遠に」を思い起こさせる二人芝居。
大御所役者二人だからこその演技力を堪能できる内容でした。
現教皇フランシスコの庶民的な側面が、冒頭から強調されすぎている感じもしますが。
(自分で航空券を手配しようとしたらいたずら電話だと思われたとか)
バスでローマ市内を移動して、教皇庁からの迎えが行方不明だと慌てふためくとか
とどめは、クレジット後のワールドカップ観戦シーン。