
「ゴッホ~最期の手紙」(2017年)
が公開されていました。
現在も上野の森美術館でゴッホ展が開催されており、映画も公開中です。
こんなに人気の画家が生前はほとんど評価されず、むしろ誹謗中傷の的だったということを考えると、返す返すも残念でなりません。
泉下のゴッホに、この盛況を見せてあげたいものです。
ウィレム・デフォーがアカデミー主演男優賞にノミネートされた
「永遠の門 ゴッホの見た未来」
オフィシャルサイトは ここ。
パリの画壇では全く評価されていない、ヴィンセント・ファン・ゴッホ(ウィレム・デフォー)。





ついに精神科病院に運び込まれ、駆け付けた弟のテオ(ルパート・フレンド)に告白したのは


やっと来てくれたゴーギャンとは


去っていくゴーギャンに、ゴッホはあるものを渡そうとする。。。





未来の人々のために、神は私を画家にしたのだ、と。。。
画面の多くがゴッホが見た世界の視点で描かれ、初めのうち手持ちカメラでの不思議なフォーカスに戸惑いました。
遠近両用サングラスからヒントを得た撮影の仕方だそうです。
画面の上と下とで焦点がずれているのですね。
ゴッホにしか見えなかった世界を描くうえで、なかなか効果的な視点かもしれません。
マッツ演じる神父は、ゴッホに同情している誠実な人物なのですが、まったく彼のことを理解できない。

ゴッホの最期をみとることになる医師のポール・ガシェは、マチュー・アマルリック。


ルーブル美術館で、ゴッホが目を引かれる絵画や筆遣い


テオ役のルパート・フレンドがいつもルパート・フレンドと違った感じで。
