家庭内に歩行不能な負傷者一名。というのは、思いのほかにたいへんな事態でした。
アキレス腱断裂というのは、血が出ないのでよくわからなかったけど、骨折するより重症らしい。
保存療法で一か月経ちましたが、夫はまだ全然歩けません。
(都心に通勤しなければならない立場ではなくてよかった)
介助するのも案外大変で、日常生活をこなすのがやっと。
その間に台風15号がやってきたりして、いつもより家事に手間がかかる日があったりして。
バタバタしている隙をついて映画を見に行ったんですが、記事を更新する時間もなく一週間がたって、ああ内容を忘れかけている~。
「SHADOW/影武者」
オフィシャルサイトは ここ。
戦国時代、弱小の沛(ペイ)国(たぶん架空)は、強国の炎国に領土を奪われて20年。
屈辱に耐える民の気持ちをよそに、和平派の若き国王(チェン・カイ)は、保身に汲々とする日々。
この王様は軽く暴君っぽいし、こんななので
バカ殿様かと思ったら、そういうわけではないらしい。
一方、強硬派の都督(ダン・チャオ)は、国王に無断で炎国の武将楊蒼<ヤン・ツァン>(フー・ジュン)に決闘を申し込んでいた。
実はこの都督、一年前に楊蒼との戦いで負った傷から回復しておらず、うり二つの影武者(ダン・チャオ二役)。
正体に疑いを持つ王はあの手この手で暴こうとするが。
シッポをつかめない。
さて、本物の都督は、屋敷地下の隠れ家に潜み。
復讐の鬼と化し、妻小艾<シャオアイ>(スン・リー)に看護されながら、対決に備えて影武者をしごきまくる毎日。
妄執の塊となった夫と影武者の間で心揺れる小艾。
圧倒的に強い楊蒼への対抗策として彼らが生み出した隠し技。
それを引っ提げ、影武者は大軍を後ろ盾にした楊蒼に挑戦する。。。
唐傘でいったいどうやって?と思っていたのですが、こんな武器になっていました。
骨の一本一本が刃物です。
これは痛そうだ。
・・・けど、相当重いだろう。
映像的には大変面白かったですが。
これ、予告編で見ていただきたいのですが、キノコのお化けみたいにして滑走するシーンが見ものでした。
全編ずーっと雨が降っていて、色彩はあるのですがほとんどモノクロに近い世界。
チャン・イーモウ監督、「HERO」「LOVERS」でも印象的だった色遣いを、今作では徹底的に抑えてグレーに統一したわけですね。
予想通り、流血シーンでの血の赤が鮮やかでした。
二役を演じたダン・チャオと、妻役のスン・リーは実生活でも夫婦で、さすが阿吽の呼吸。
美しいシーンが満載、そして痛そうな場面も満載な、チャン・イーモウ作品らしい映画でした。
(私のイチオシ作品は「あの子をさがして」(1999年)ですが)
アキレス腱断裂というのは、血が出ないのでよくわからなかったけど、骨折するより重症らしい。
保存療法で一か月経ちましたが、夫はまだ全然歩けません。
(都心に通勤しなければならない立場ではなくてよかった)
介助するのも案外大変で、日常生活をこなすのがやっと。
その間に台風15号がやってきたりして、いつもより家事に手間がかかる日があったりして。
バタバタしている隙をついて映画を見に行ったんですが、記事を更新する時間もなく一週間がたって、ああ内容を忘れかけている~。
「SHADOW/影武者」
オフィシャルサイトは ここ。
戦国時代、弱小の沛(ペイ)国(たぶん架空)は、強国の炎国に領土を奪われて20年。
屈辱に耐える民の気持ちをよそに、和平派の若き国王(チェン・カイ)は、保身に汲々とする日々。
一方、強硬派の都督(ダン・チャオ)は、国王に無断で炎国の武将楊蒼<ヤン・ツァン>(フー・ジュン)に決闘を申し込んでいた。
正体に疑いを持つ王はあの手この手で暴こうとするが。
さて、本物の都督は、屋敷地下の隠れ家に潜み。
これは痛そうだ。
・・・けど、相当重いだろう。
映像的には大変面白かったですが。
全編ずーっと雨が降っていて、色彩はあるのですがほとんどモノクロに近い世界。
チャン・イーモウ監督、「HERO」「LOVERS」でも印象的だった色遣いを、今作では徹底的に抑えてグレーに統一したわけですね。
予想通り、流血シーンでの血の赤が鮮やかでした。
二役を演じたダン・チャオと、妻役のスン・リーは実生活でも夫婦で、さすが阿吽の呼吸。
(私のイチオシ作品は「あの子をさがして」(1999年)ですが)