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Channel: 好きな俳優、今日の一枚 
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「グリーンブック」

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e0034633_10191344.jpg最近、映画を見に行くときにはオンラインチケットを購入するのが習慣になっています。あらかじめ好みの座席をしておいて、当日いきなり体調が悪くなったり電車が止まったり災害が起きたりしませんように。と、神頼みをしておきます。


とくに都心の劇場で見る場合、発売と同時にアクセス、一番乗りでチケットを取れると達成感。
今回5分遅れでアクセスしたところ、大好きなど真ん中の座席が早くも埋まっており、いささかの敗北感を味わったのですが。
当日、最前列まで満員の客席にびっくり。
公開3週目に入った平日だというのに、アカデミー作品賞の威力はさすがです。


「グリーンブック」


オフィシャルサイトは ここ。




1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ・コパカバーナで用心棒を務めるトニー・”リップ”・ヴァレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)。
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腕っぷしの強さと大口たたきでトラブルを切り抜けるタフガイだが、店の改装工事で一時失業。
しかし妻のドロレス(リンダ・カーデローニ)や息子たち、イタリア系大家族を支えるために、トニーは仕事を探さなければならない。


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そんな時に運転手の話が舞い込み、面接に出かけた相手は。
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カーネギーホールの2階に住む、天才黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)。
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行き先はいまだ人種差別が激しい南部、しかも2か月間という長期の演奏旅行。
トラブル多発が予想されるツアーに、コワモテの運転手兼ボディーガードが必要とされていた。
黒人の宿泊可能施設が記載されたガイドブック「グリーンブック」を手に、予想通りの困難や、予想以上のトラブルに遭遇しつつ、二人の南部への旅が続く。。。
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たいへんにわかりやすく、予想しやすい展開です。
お互いに違和感のある二人の距離が
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旅を続けていくうちに、縮まっていく。
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そのためには才能を認めたり
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モラルの衝突や
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差別といった経験を経なくてはならない…。
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スパイク・リー監督のような人から批判されるのはわかりますが、我々のような映画に娯楽を求める一般観客にしてみれば、こういう予定調和型な物語はありがたいです。
とくに人種差別のようなシビアで難しいテーマの場合、ハッピーに終わってほしい。
だから随所に笑えるシーンがあり、最終的にヴァレロンガ家のクリスマスで物語が終わるのは、とても気分の良いものでした。
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孤高の人のプライドと孤独を演じたマハーシャラ・アリは、納得の助演男優賞でした。
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そしてヴィゴ。
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何キロ増やしたんだろうなあ、このおなかは。。。


(実物のトニー・リップをみると、もっと重量級)
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(脚本賞を受賞したのが、息子のニック・ヴァレロンガ。もう一人の息子フランク・ヴァレロンガとともに、トニーの大家族の一人として出演)
(ヴァレロンガさんたちは、「ソプラノズ」とか「グッド・フェローズ」といったマフィア物によく出ていて、コワモテはトニー譲りか?)

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