今年度アカデミー賞では最多の9部門10ノミネート、ここまでの大きな映画賞では、オリヴィア・コールマンが主演女優賞をほぼ総なめ。エマ・ストーンやレイチェル・ワイズといった女優たちの競演もさることながら、ロケ地や衣装の豪華さでも話題になっています。
(ロケーションは、エリザベス1世が幼少期を過ごしたハットフィールド・ハウス。ホンモノのお城)
BAFTA(英国アカデミー賞)では7冠に輝き、24日のアカデミー賞の結果からも目が離せません。
「女王陛下のお気に入り」
オフィシャルサイトは ここ。
18世紀初頭、スペイン継承戦争が続いていたころのイングランド。
英軍の総司令官モールバラ公(マーク・ゲイティス)の妻サラ・チャーチル(レイチェル・ワイズ)は、病弱なアン女王(オリヴィア・コールマン)の幼馴染の側近にして、宮廷の実権を握る実力者。
夫を戦地に送り出し
大蔵大臣のゴドルフィン(ジェームズ・スミス)や野党トーリー党のハーリー卿(ニコラス・ホルト)ら政治家との駆け引きで戦費を調達するなど、忙しい日々。
そんな折、没落して不遇をかこっている従妹のアビゲイル・ヒル(エマ・ストーン)がサラのもとにやってきて、召使として働き始める。
多忙なサラの不在をついて、巧みに女王に取り入っていくアビゲイル。
やがて女王はアビゲイルに信頼を寄せるようになり、サラも彼女の野心に気づき始める。
そしてついにアビゲイルのたくらみで、サラの立場はのっぴきならないところにまで追い詰められ…。
この時代に詳しいわけではないですが、ほぼ史実にのっとってストーリーが進んでいくようです。
予想したよりも緊迫感のある物語で、見ていて一瞬たりとも気が抜けません。
見終わって思いのほか疲労感が。
ハリウッド的に楽しめる作品ではないですが、出演者の演技力をじっくり堪能できるというおもしろさがあります。
やっぱりオリヴィア・コールマンの女王はすごかった。
衣装もセットも豪華だし、見ごたえがあります。
しかし、どうしても馴染めないのがこの時代の貴顕紳士たち。
このカツラとお化粧を見ていると、どんな立派なことを言っていても、どうしても笑えてきてしまう。。。
(チョンマゲ裃のお侍も、外国から見るとそうなんだろうか)
(ロケーションは、エリザベス1世が幼少期を過ごしたハットフィールド・ハウス。ホンモノのお城)
BAFTA(英国アカデミー賞)では7冠に輝き、24日のアカデミー賞の結果からも目が離せません。
「女王陛下のお気に入り」
オフィシャルサイトは ここ。
18世紀初頭、スペイン継承戦争が続いていたころのイングランド。
英軍の総司令官モールバラ公(マーク・ゲイティス)の妻サラ・チャーチル(レイチェル・ワイズ)は、病弱なアン女王(オリヴィア・コールマン)の幼馴染の側近にして、宮廷の実権を握る実力者。
予想したよりも緊迫感のある物語で、見ていて一瞬たりとも気が抜けません。
見終わって思いのほか疲労感が。
ハリウッド的に楽しめる作品ではないですが、出演者の演技力をじっくり堪能できるというおもしろさがあります。
やっぱりオリヴィア・コールマンの女王はすごかった。
しかし、どうしても馴染めないのがこの時代の貴顕紳士たち。
(チョンマゲ裃のお侍も、外国から見るとそうなんだろうか)