原作に、びっくりしたのです。著者のセス・グレアム=スミスは、
「リンカーン/秘密の書」(2012年)
の原作者でもあって、その
「ヴァンパイアハンター・リンカーン」
という本がまた、えらくおもしろかったのでした。
(映画よりも原作のほうがホントっぽくて)
で、彼がジェーン・オースティンの代表作をパロディ化(マッシュアップだっけ)した小説が原作の
「高慢と偏見とゾンビ」(2016年)
ゾンビ好き必見。
原作はジェーン・オースティンの 「高慢と偏見」 の原文が3分の2以上、そこにゾンビをねじ込んであるので、受け付けない人は受け付けないだろうな。
オフィシャルサイトは ここ。
18世紀末、イギリス。
上流階級の若い娘たちの関心事は、とにかく条件のいい結婚をすること。
田舎の邸宅に住むベネット家の5人姉妹も例外ではなく。
母親のベネット夫人があれこれと画策する中、姉妹たちは武術の稽古に余念がない。
何しろ世間では謎のウィルスが蔓延。
人々は次々とゾンビ化し、姉妹は彼らを退治しなければならないのだ。
そんな中、ご近所に越してきた資産家のミスター・ビングリー(ダグラス・ブース)と長女のジェイン(ベラ・ヒースコート)は恋に落ち。
もちろん次のねらい目は、ご友人のミスター・ダーシー(サム・ライリー)なんだけど。
あまりに気難しくて誇り高く、どうも鼻持ちならない高慢な奴に見えて、次女エリザベス(リリー・ジェームズ)は徹底的に反発してしまう。
ところが、じつはミスター・ダーシーは。
そのころ、人類とゾンビの戦いは佳境に。
人類の存亡の危機に、エリザベスもまた戦場へ・・・。
という具合に、オースティンとゾンビが合わさって、結果こんなに壮大な物語になるとは思いませんでした。
これは本よりも映画のほうがおもしろかったです。
ほかのキャストに、「ボードウォーク・エンパイア」のジャック・ヒューストンとか。
「ゲーム・オブ・スローンズ」のレナ・ヘディとチャールズ・ダンス。
「ドクター・フー」のマット・スミスが、それぞれ変わった人物を演じています。
テレビドラマの大物がそろっているあたりも見どころ。
キワモノを想像していたのですが、案外見ごたえのあるゾンビ映画でした。
(そもそもゾンビだし、キワモノです)
「リンカーン/秘密の書」(2012年)
の原作者でもあって、その
「ヴァンパイアハンター・リンカーン」
という本がまた、えらくおもしろかったのでした。
(映画よりも原作のほうがホントっぽくて)
で、彼がジェーン・オースティンの代表作をパロディ化(マッシュアップだっけ)した小説が原作の
「高慢と偏見とゾンビ」(2016年)
ゾンビ好き必見。
原作はジェーン・オースティンの 「高慢と偏見」 の原文が3分の2以上、そこにゾンビをねじ込んであるので、受け付けない人は受け付けないだろうな。
オフィシャルサイトは ここ。
18世紀末、イギリス。
上流階級の若い娘たちの関心事は、とにかく条件のいい結婚をすること。
田舎の邸宅に住むベネット家の5人姉妹も例外ではなく。
これは本よりも映画のほうがおもしろかったです。
ほかのキャストに、「ボードウォーク・エンパイア」のジャック・ヒューストンとか。
「ドクター・フー」のマット・スミスが、それぞれ変わった人物を演じています。
キワモノを想像していたのですが、案外見ごたえのあるゾンビ映画でした。
(そもそもゾンビだし、キワモノです)