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Channel: 好きな俳優、今日の一枚 
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「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」

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サイエンス・ライターのサイモン・シンの著書
「暗号解読」(上・下巻 新潮文庫)
は、古代ギリシアから現代にいたる暗号の歴史を紹介したノンフィクションです。
その本で孤高の天才数学者アラン・チューリングの偉業と悲劇について紹介されていたので概略は知っていたんですが、ベネディクト・カンバーバッチくんがチューリングを演じるのでこれはぜひ劇場で見たいなあ、と。
きっときっとハマリ役にちがいない、と。
そして、きっとかわいそうで泣けてくるであろう、と・・・。

チューリングという人物について、もはやこの人以外のイメージができなくなりました。

「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」

オフィシャルサイトは ここ。


1939年、ドイツとの戦端を開いたイギリス軍にとっての重要課題の一つに、独軍の暗号機エニグマの解読があった。
159 ×(10の18乗)という、もはやシロウトには想像もつかないパターンの組み合わせを有する暗号の解読のために、MI6は天才たちを集めてチームを組織。

そのひとり、数学者のアラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)は。

孤高にして狷介、空気は読めないし完璧にわが道を行くある種の個人プレー型天才くん。

ほかのチームメンバーとの協力も拒むので(というか無駄だと思っている)、メンバーたちから反感を持たれている。

理解者は、唯一の女性メンバーで、クロスワードパズルにかけてはチューリングの上をゆく能力の持ち主ジョーン・クラーク(キーラ・ナイトレイ)。

彼女の働き掛けで、チューリングと他者との関係に変化が。


しかし、エニグマに対抗するために開発中のマシンは一向に結果を出せず。

妨害も入り。

焦りを深める中、キーとなったのは・・・。

物語はチームの戦いと功績、そして葛藤を描きつつ。

チューリングの悲劇について子供時代と戦後の時間を行き来します。


それがもう、何とも言えず切ない・・・。
カンバーバッチくんの名演ですね。彼にはほんとにいつも驚かされます。
(アカデミー賞あげたかったよ)

脇を固める俳優たちも選りすぐりで、チャールズ・ダンスや。

マシュー・グード。

ロリー・キニア。

アレン・リーチ。

そして、MI6の責任者ミンギスを演じたマーク・ストロングがむっちゃかっこよかったです。

背筋がすらっと伸びてて、役柄といい 「ワールド・オブ・ライズ」 のハニそのままのイメージだったのでうれしかった・・・。

(髪もあったし ← 久しぶりのような)

笑ったところを見たい。

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キャスト、そろっていましたよね。
ジョニ・デップ主演、共演はモーガンフリーマンやポール・ベタニー、レベッカ・ホール、キリアン・マーフィ・・・。

・・・というわりには、公開時あんまり評判になっていなかった気が。
見に行こうという気にもなれなかった・・・のはなぜ?
(予告編を見てもそそられなかった)

レンタルで見てみたんですが、見終わってもなんだか作品全体がぼやけた印象だった

「トランセンデンス」(2014年)

クリストファー・ノーランが製作総指揮なのにね。。。

オフィシャルサイトは ここ。


世界トップクラスの人工知能研究者ウィル・キャスター(ジョニー・デップ)は、同じ研究者の妻エヴリン(レベッカ・ホール)とともに、画期的なシステムの開発中。


しかし反テクノロジーを標榜するテロ組織の同時多発テロが発生。

ウィルも銃撃で負傷。

その銃弾はポロニウムで汚染されており、ウィルの余命はあとわずか。

(って宣告したお医者はウォレス・ランガムだった)

彼の死を受け入れられないエヴリンは、友人の科学者マックス・ウォーターズ(ポール・ベタニー)に協力を懇願、ウィルの意識をコンピューターにアップロードする。


ネットワークにつながったウィルはあらゆる情報にアクセス。

個人情報から軍事機密、金融システムまで手中にしたウィルは飛躍的な進化を遂げ、ほとんど神に等しい超越者に。
暴走するウィルの存在に社会は脅かされ始め、FBIの捜査の手が伸びる。

もはやエヴリンの知っていたウィルではない・・・。

恐るべき治癒能力も発揮したりして、怪しい新興宗教団体みたいになっちゃったウィル周辺をどう始末するのか、ラストがよく見えなかったあたりは面白かったんですが、オチが あれれ? という感じ。
主役は別にジョニデじゃなくてもよかったと思うし。

そんななかで、地道に捜査を進めるFBIエージェントとして登場したのがキリアン・マーフィ。

気になる役者の一人なんですが、そういえば彼が笑っているところを見たことがないような気がする。

シリアスなドラマやサスペンスやホラー(初見は 「28日後・・・」 だったし)もいいですが、ぜひ。すっごいおバカなコメディにも出ていただきたい。
そして、彼のアホな表情や馬鹿笑いも見てみたいもんである。
などと思っているんでした。

マッツの新作 日本版予告編

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具合が悪いなーと思っているうちに4月も4日になってしまいました。

昨日の強風でわが家周辺のソメイヨシノもそろそろ終わり、今は山桜が見頃です。

その風の中、ほんとはショーン・ビーンが出ている 「ジュピター」 を見に行くつもりだったんですが、あまりに調子が悪かったので病院のほうが急務・・・。
お医者さんに注射を一本打ってもらったら、今日はちょっと楽です。
効くんだな、注射。(今まで疑っててごめんね先生)

そうこうしているうちに、マッツ・ミッケルセンの主演映画

「悪党に粛清を」

のオフィシャルサイトが充実していました。

こちら。


日本語字幕版の予告編が出ています。



えらく盛り上がっている内容ですが、その割には上映館が少ないのが寂しいです。
地元からは微妙に行きづらいところばかり・・・。

前売り券にはポストカードがついてきます。

最近大活躍のエヴァ・グリーンがやっぱいいわあ。
ジェフリー・ディーン・モーガンもよさげな感じだし。
この3人の活躍が楽しみです。

6月27日公開、2チェロズの来日のころですね。合わせて新宿に見に行こうかなあ。

トム・ハーディ独演

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この夏の
「チャイルド44」
の公開が待たれるトム・ハーディですが、その前にかなりマニア受けしそうな作品が公開されることになったそうです。
配給がアルバトロスだというから、いろいろなとらえ方ができるというか。

ヨーロッパ映画祭など、数々の映画祭で賞を獲得した
「Locke」
邦題は

「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86 分」

オフィシャルサイトは ここ。


画面にはトム・ハーディひとりしかでてこないそうです。



予告編です。



声の出演は 「SHERLOCK」 のモリアーティを演じたアンドリュー・スコットや、「アンナ・カレーニナ」 や 「ローン・レンジャー」 のルース・ウィルソンなど。

ライアン・レイノルズがひとりで出演していた
「[ リミット ]」(2010年)
を思い出しました。

公開は6月、局地的に単館上映で、東日本での上映劇場はYEBISU GARDEN CINEMAだけです。
見てみたいんだけど、DVD待ちになりそうです。

引き続きトム・ハーディ

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時ならぬ寒さが続いています。
真冬物はクリーニングに出して仕舞ってしまったので、何を着たものやら・・・。
予想通りというか、体調がよくないです。
今日はホットカーペットの上で毛布にくるまり、ぬくぬくしながら 「高台家の人々」 を読んで うぷぷぷ と笑っていました。

さて、トム・ハーディ主演で映画化された 「チャイルド44」 ですが、邦題が発表されました。

シネマトゥデイの この記事 などによると、タイトルは

「チャイルド44 森に消えた子供たち」

配給はギャガ、TOHOシネマズみゆき座などで、7月に全国公開だそうです。

オフィシャルサイトは ここ。
まだトップページしかできていませんが。


トム・ロブ・スミスの原作3部作は面白かったし、一作目の 「チャイルド44」 はソ連時代に実際に起きた連続児童殺人事件にテーマを取ったもので、2作目以降よりもリアルさを感じます。
映画が楽しみ。
顔ぶれもいいですし。
ノオミ・ラパス、ゲイリー・オールドマン、ヴァンサン・カッセルという芸達者なところをそろえている。




トム・ハーディの襟足が、なんか気になる。

息苦しいような暗い展開をする原作ですが、映画化にあたってはちょっと娯楽っぽくしてほしいな、と思います。
製作がリドリー・スコット、監督は 「エンジャラス・ラン」 のダニエル・エスピノーサなので、その辺は期待できるかな。

夏が楽しみです。

海外ドラマの途中です

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えーと、相変わらずぐずぐずしていますが、ドラマ見てます。

FOXで放送中の

「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班 シーズン12」

では、ディノッゾ宅の2匹の金魚の名前は、やっぱり ケイトとジヴァ だったことが判明しました。

そして、いままで出てきていなかったビショップ捜査官のだんなさんですが、架空の人物ではありませんでした。
ちゃんと実在していました。
NSA法務官のジェイク・マロイ。

なんと、演じているのはジェイミー・バンバーくんでした。
「ギャラクティカ」 のアポロもちょっと老けたなあ。

今シーズンは意外な展開もあって、検視官のダッキーことDr.マラード(デヴィッド・マッカラム)の帰郷と若き日の友情と、そして再燃する恋の予感・・・。

若き日のダッキー、なかなかいい感じでした。

「ナポレオン・ソロ」 のころのマッカラムさんよりいいオト・・・いやいやいやいや。

さてさて、それから女っ気がなくなっておっさんばかりの地味な画面になってしまった

「パーソン・オブ・インタレスト シーズン4」

ですが、カーター刑事(タラジ・P・ヘンソン)がゲスト出演するそうです。

シネマトゥデイの この記事。

第20話の出演で、当然フラッシュバックだそうですが、このところのゲストの女性陣がいまひとつ好きになれなかっただけに、カーターの再登場はうれしいな。

最初を見損ねてそのままになっていた 「ヴァイキング」 も再放送があるみたいだし、首までどっぷりの泥沼的海外ドラマ尽くしの日々なんでした・・・。

「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」

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朝からどうも右目がかゆい。
というか、痛痒い。
と言っているうちに、まぶたが腫れぼったくなって目がかすんできました。

・・・ものもらい。
高校生の時以来だから、ン十年ぶりです。
今週と来週は、人に会う用事がいくつもあるのにヤだなあ・・・。

体調が悪かったり忙しかったりしたので、免疫力が落ちていたようです。

かなり前に見ていたこの映画のレビューも、バタバタして遅れてしまいました。

「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」

オフィシャルサイトは ここ。


夜になると展示物に生命が宿る、ニューヨークのアメリカ自然史博物館。
夜警のラリー(ベン・スティラー)が苦労して演出したナイトパーティーは、展示物たちの暴走で大失敗。

命を吹き込む力を持つ、エジプトの石板にトラブルが発生したらしい。

魔力の秘密は大英博物館にあると知ったラリーは、仲間たちを救うためにロンドンへ飛ぶ・・・。

というわけでいつもの顔ぶれ。

いつもながらのドタバタに。

新しい仲間。

ベン・スティラー二役はやり過ぎの感あり。

息子のニッキー(スカイラー・ギソンド)は、もうすぐ大学生でややこしい年頃になっている。

アクメンラー(レミ・マレック)も、数千年ぶりの家族との再会。

父王役は やっぱりねー のベン・キングズレー。

ロビン・ウィリアムズもこれで見納めかあ・・・と、しみじみ見ていたんですが。

クレジットなしのこの人たちの出演がうれしかったですね。

いつも通り楽しく見終わり、ああ、これももう見納めだなあ。なんて思っていたのに、映画館出たらなんかすべて忘れてしまった・・・。

(さらーっと見て、あとに残らなかったよ・・・)

(一作目の衝撃がもうなくなったのね ← すれっからし)

誰かと思ったよ。

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ナショナル・ジオグラフィック製作の 「Killing Jesus」 というドラマに出演したルーファス・シーウェルにびっくりしました。

言われてみればルーファスなんだけど、最初、誰だかわからなかったよ。
アラビアン・ナイトのアリババを演じたのを見たりしましたが、ユダヤの大司祭カヤパの役だそうです。
イエス・キリストを死に追いやった大立者である。

ほかのキャストもなかなか豪華で、ケルシー・グラマーやジョン・リス・デイヴィス、スティーヴン・モイヤーも。

ナショジオなので、そのうち日本でもやってくれるかな。

「Killing Jesus」 のオフィシャルサイトは ここ。

お誕生日おめでとうございます。

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本日、4月17日はショーン・ビーンのお誕生日です。

56歳、おめでとうございます。
ボロミアから15年ほど月日が流れているんですよねえ・・・。

29歳年下の婚約者とはどうなったんだろうね。
・・・という話題は、まあ置いといていいや。
1月には二人の目撃情報が上がっていましたが、それはべつにいいや。

ともかく、シーズン2が8月から始まる予定のショーン主演ドラマ

「Legends」

の評判がいいようです。

オフィシャルサイトは ここ。

ショーンは、FBIの潜入捜査官を演じているようです。
(見てなくてごめん。てか、チェックもしてなかったよ)
かっこいいんですよねえ、こういうの見ると。


007 のときのようだ。

やっぱりトシとったな、とも思いますが。

これからも、かっこいいけどウカツな中年としての不動の地位を固めていってくださいね。
(って、笑っちゃいけないか)

3月にアメリカで限定公開された、元ボクサーを演じた
「Any Day」
という作品も見てみたい気がしますが。

「ジュピター」 を見に行かなくちゃな、と思っている今日この頃。

(でもウォシャウスキー姉弟作品的には評価がよくないことが気になって)
(ショーンはかっこいいらしいですが)

「バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)」

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アカデミー賞ノミネートまで、ぜんぜん気にしていなかった作品です。
ノミネーションは8部門、よく見ると主演はマイケル・キートン、うーん、渋い。
助演にエドワード・ノートン、エマ・ストーンがノミネート。
そのほかにも脇にエイミー・ライアン、ナオミ・ワッツと、ひそかに豪華です。

で、受賞したのが作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞の、作品の根幹にかかわる主要部分じゃありませんか。

見に行くのが楽しみでした。

「バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)」

オフィシャルサイトは ここ。


かつてヒーロー映画「バードマン」 で主演、爆発的人気を誇ったものの、その後は役にも恵まれず鳴かず飛ばずの人生を送るリーガン(マイケル・キートン)。

起死回生を賭けたブロードウェイでの脚色・演出・主演の舞台は、レイモンド・カーヴァーの文芸作品。

けいこ中にけがをした俳優の代役でやってきたのが、有名俳優のマイク(エドワード・ノートン)。

個性的すぎる彼にプレビュー舞台をめちゃくちゃにされ。

付き人を務める娘のサム(エマ・ストーン)は、麻薬中毒のリハビリ施設から戻ってきたばかりで、ピリピリと不安定。

本番を前に高まる緊張と不安に、リーガンの精神状態は追い詰められ・・・。



これははっきり妄想だな。
とわかる部分と、あれ?こんなことできちゃうの?という部分が区別なく混在するので慣れるまで呆然としてしまいます。
斬新な手法で、私は楽しみましたが、同行した夫は展開に置いてけぼりにされたらしい・・・。
元妻との関係を修復しようとするリーガンに、不吉な予感が。。。

で、ラストシーンに夫は ????? な状態だったようですが、私としてはあれはあれでいいんでしょ。と
妄想というか、一種のファンタジーということで。

ナオミ・ワッツが荒れた感じの共演者役で、それになんだかびっくりしたりしていました。

エドワード・ノートンの演技もよかったです。

そしてやっぱりマイケル・キートン、これで受賞しなかったら、もうアカデミー賞はない・・・んじゃないかと・・・。

(編集がすごいです。ワンカットがながーく見える。ずーっとワンカットにみえます)

エヴァ・グリーン一人勝ち

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シーズン1は第8話まで、シーズン2の放送がアメリカでは5月3日から始まる

「ナイトメア~血塗られた秘密」

は、現在WOWOWで放送中。
録画をため込んでいる私は、やっと第5話まで見終わったところです。

で。
いやこれはすごいわ。
血糊ぐっちゃりドロドロのホラー、ダークなお色気シーンも満載という、うっかりコドモが見ちゃいけない恐るべきドラマが毎回きっちり60分展開しています。
いやいやいやいや、なんてこった。
(しっかり釘づけ状態)

WOWOWのオフィシャルサイトは ここ。

アメリカShowtimeのオフィシャルサイト(英語)は ここ。

毎回エヴァ・グリーンの怪演ぶりを楽しみにしているんですが、特に #5「罪の産声」 はすごかったな。
協力関係の下には憎悪があるとしか思えないヴァネッサ・アイヴス(エヴァ・グリーン)とマルコム卿(ティモシー・ダルトン)の、そもそものいきさつが明らかに。

そして、ヴァネッサの祈りの意味も。

たぶんティーンエイジャーか、ハタチそこそこの時代を演じるのは若干苦しかったけど。

あらゆる表情をさせられたエヴァ・グリーン。






迫力があるのはわかっていましたが、体当たり演技ってやつでしょうか。芸幅、広いですねえ。

ミーナ(オリヴィア・ルウェリン)とのいきさつが明かされ、しかしどうしてミーナが悪霊の側に行ってしまったのかが、まだわかっていません。

そのあたりは、ブラム・ストーカー原作の 「吸血鬼ドラキュラ」 の物語とつながるんでしょうか。

第7話でも ヴァネッサ大暴れ が見られそうで、期待しています。

第4話でのジョシュ・ハートネット演じるイーサン・チャンドラーとドリアン・グレイ(リーヴ・カーニー)に おおお。とかって思ったんですが(本来BLは苦手です)。

びっくりさ加減をすっかり持っていかれてしまって、このドラマはエヴァ・グリーンのものですね。

(ただ、ストーリーの行方がよく見えない)

「ギリシャに消えた嘘」

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撮影中の様子が公開され、スティルが出始めた時点で、このヴィゴはかっこいいなあ。と思ったんでした。
白麻のスーツをびしっと着こなし、白のワンピースのキルステン・ダンストとお似合いなんである。
パナマ帽も、よく似合っている。
背景はギリシャの遺跡であるというのも、絵としてはなかなかよいです。

「ギリシャに消えた嘘」

オフィシャルサイトは ここ。


1962年、アテネで観光客相手にガイドをしつつ、女子大生をだまして支払いの小銭をちょろまかしたりしているアメリカ人の若者ライダル(オスカー・アイザック)は。

遺跡に現れた、リッチでエレガントなアメリカ人紳士チェスター(ヴィゴ・モーテンセン)と妻のコレット(キルステン・ダンスト)と知り合う。

高級レストランでディナーを共にした帰り、ライダルはコレットの忘れ物をホテルに届けようとして。

ヤバイ場面に出くわしてしまう。
のっぴきならない立場のチェスターは、ライダルの手を借りて逃亡を図ろうとするが。

3人の逃避行は、じりじりと追い詰められていき。




やがて破局が訪れる・・・。


公開中ですし詳細はご紹介しませんが、クラシックな味わいのサスペンスです。
原作が 「太陽がいっぱい」 のパトリシア・ハイスミス、作風も似た感じ。
ひと昔前のヨーロッパ映画風な、好きなタイプの映画です。
なにしろ登場人物が少ないし、ストーリーがわかりやすい。
そしてやっぱりヴィゴがよかった。


弱くて情けなくてだらしないところなんかも、ほんとに情けなく演じたりしていました。
ラストもすっきりわかりやすく、最近はこういう単純なオチの映画がいいなあ。

ヒューマントラストシネマ有楽町で見たんですが、ヴィゴじゃなかったチェスターが持っていたトランクや靴、パスポートなどの小物を展示していました。
それから劇場オリジナルドリンクも発売中です。

パンフレットのサイズがいつもの半分くらいでかさばらなくていいんですが、いつもと同じに720円じゃちょっと高いような気がするよ・・・。

(あ、半券を送ってプレゼントに応募しなくちゃ)

スカヨハ素子さん

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現在各国で続々公開中、日本だけ7月4日に劇場公開という

「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」

ですが、日本でもこのタイミングで公開ならGW映画が充実していたのに。。。
(洋画はちょっと地味)

ま、夏休み映画として楽しむということで、気長に待ちましょう。

日本版オフィシャルフェイスブックは ここ。

USマーベルのオフィシャルサイト(英語)は ここ。


さて、前作からのメンバーに、新しいキャラが加わっています。

エリザベス・オルセンとアーロン・テイラー・ジョンソン。
こちらは2人・・・というか、2体というか、多いですね。

声の出演で、ウルトロン役が 「ブラックリスト」 のジェームズ・スペイダーだということで、そうなると悪役なのかな。
私はハルク(マーク・ラファロ)が気に入っているので。

こういうポスターが好きですね。

アイアンマンが今回も登場するので、安心しました。

ブラック・ウィドウを演じるスカーレット・ヨハンソンは、プレミアでも実にかっこいいですが。


2017年公開予定の 実写版「攻殻機動隊」 で草薙素子を演じることが、物議を醸しています。


東洋系にするべきだ、ということなんですが、このプロポーションは少なくとも日本人には無理・・・。
ボディラインで見れば、スカヨハの素子さんはありだと思う。
撮影は2016年の年頭から始まるそうです。
見に行くかどうかは別として、楽しみだったりする。

「ジュピター」

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ヴィゴ・モーテンセンを劇場で見たわけですから、これはやっぱりショーン・ビーンも劇場鑑賞しないわけにはいかないな、と。
「ロード・オブ・ザ・リング」 から14年もたっているというのに、まだ私の中ではアラゴルンとボロミアとして、この二人はワンセットになっているんでした。
彼らも年を取ったが私も老けた・・・。

という話じゃなくて、ショーン・ビーンは思ったよりも出ていた。
死ななかったし。
やっと見に行きました。

「ジュピター」

オフィシャルサイトは ここ。


まだ生まれる前に父親をモスクワで殺害され、今はロシアからの不法移民としてシカゴで働きづめに働くジュピター(ミラ・クニス)。

ある日、いかにも宇宙人なバケモノたちに襲われたジュピターは。

唐突な謎の若者ケイン(チャニング・テイタム)に救われ。

これまた唐突な、気難しい中年男でケインの元上司スティンガー(ショーン・ビーン)は、ジュピターを 陛下 とか呼ぶんである。


実はジュピターは、地球さえも支配下に置く宇宙最大の王族の、本家の女王様の生まれ変わり。
なんてこった、シカゴでは他人の家の掃除をしている身だというのに、いきなり女王様扱いである。

前世の自分の娘息子たちが繰り広げるお家騒動に巻き込まれ。

(上は娘(タペンス・ミドルトン)
邪悪な長男役のエディ・レッドメイン、絶対に楽しんで演じていたに違いない。


そして、ジュピターのことを 母上。なんて呼んでいた末息子(ダグラス・ブース)が、結婚を迫るあたりがよくわからないです。

でもジュピターの心は、身分違いの傭兵ケインのもの・・・。

チャニング・テイタムは素朴な顔をしているので、悲恋に苦しむ騎士という役はなんか板についていない。

 俺は人というよりは犬に近い。(遺伝子操作で狼とのハイブリッド)
というセリフに思わず笑いました。気立てのよさそうな大型犬の感じがする。
話を広げ過ぎ、ディテールに凝りすぎて肝心なところは説明不足、突っ込みどころ満載のスペースオペラでしたが、映像は驚異的にきれいでした。


木星の大赤斑がすごく気持ちが悪かった・・・。

ウォシャウスキー作品 なんて思わずに見ると、そこそこ面白いです。
「マイティ・ソー」 とか 「ジョン・カーター」 だと思って見ればいいんじゃないでしょうか。

で、ショーン・ビーンは。


かっこよかったんですけど、妙に詰めの甘いヘタレなところもあって、そこらへんショーンらしいかな、と。

(ショーンの背中に翼が生えているところを見たかったな)

(チャニング・テイタムとショーン・・じゃなかった、ケインとスティンガーがなぐり合って友情を確かめる場面にも笑った)
(「戦国BASARA」 の信玄と幸村みたい)

エヴァ・グリーン圧倒的。

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今シーズンのWOWOWでの字幕放送も、とうとうあと1話を残すところとなりました。
じつにお名残惜しい。

「ナイトメア ~血塗られた秘密~」

やっと放送に追いつきました。
さっきまで
第7話 「私の中のあなた」
を見ていたところ。

WOWOWのオフィシャルサイトは ここ。

最終話の放送が終わってから記事にしようと思っていたんですが、第7話のエヴァ・グリーンの演技にまたまたびっくり。
第6話のラスト、ドリアン・グレイ(リーヴ・カーニー)の屋敷でトランス状態になったヴァネッサ・アイヴス(エヴァ・グリーン)でしたが。

これにびっくりしたのはまだまだ序の口で。

完全にキツネ憑き状態になった時には、これまでに見た数々のエクソシスト映画もかくや、という迫力。


すごいぞエヴァ・グリーン。

女優生命を賭けた(に違いない)、何もかもかなぐり捨てた(であろう)、渾身のポゼスド演技に、共演の男優たちも呆然・・・。


存在感を失った上に、とんだインチキ野郎らしいことがわかってきたマルコム卿(ティモシー・ダルトン)ですが。

一方で、意外に使えることが分かったイーサン・チャンドラー(ジョシュ・ハートネット)に、今後期待。

今シーズンあともう一回あるので、またびっくりしたら記事にするかもしれません。
シーズン2はアメリカでもう始まっているし、このまま続けて放送してほしいくらいですが、ともあれがんばれエヴァ・グリーン。

(ここまで迫力のある女優さんは久しぶりに見たな)

予告編を見てきました。

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今日は日比谷まで出かけ、「セッション」 を見てきました。
劇場周辺は、シアター・クリエでの ジャニーズ銀座2015 をめざすお嬢さんたちと、反対側の宝塚劇場での柚希礼音さん退団公演をめざすお姉さまたちでごった返す。
局地的瞬間人口構成比は、95%以上が女性・・・。

(「セッション」 の観客はむしろ男度高し)

映画レビューは明日改めてゆっくりさせていただきますが、なかなか大変な予告編が。
楽しみにしている

「チャイルド44 森に消えた子供たち」

オフィシャルサイトは ここ。


こちら予告編ですが。



画面シブい。
そして、原作がたしかにシビアな内容だったんですが、映像化するとなおさらシビア・・・。

楽しみ度パワーアップしたのは確かなんですが、これ、一緒に見に行く人を選ぶなあ。。。
(1人で行ったほうがいいかも)

公開劇場もそんなに多くないです。
私は今日とおなじ日比谷まで見に行くしかないな。
7月3日公開、チラシもらってくればよかった~。

「セッション」

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アカデミー賞をはじめ、数々の映画賞でJ.K.シモンズが助演男優賞を受賞、その熱演が評判になっていた作品です。
TOHOシネマズ系列では拡大公開といえますが、うちの地元には来ない・・・。
まあ、地元シネコンのいささかバランスの悪い音響では、耳がどうかなってしまうであろう。

日比谷のみゆき座は、ちょっと古いですが音は悪くないし椅子もいいです。
音楽映画を見るには悪くない劇場だ。

「セッション」

オフィシャルサイトは ここ。


ニューヨークの名門音楽大学シェイファー音楽院でジャズドラマーを目指し、練習に明け暮れる新入生アンドリュー・ニーマン(マイルズ・テラー)。

彼は名物教授フレッチャー(J.K.シモンズ)の目に留まり、学内トップのスタジオ・バンドにスカウトされて。

主奏者の座を争うことになる。

しかしフレッチャーは、名うての鬼教師で。

罵倒と、限界を超えたシゴキの日々。

シロウトの私などにはまったくわからない、ごくごくわずかなテンポのずれすらも許さぬフレッチャーの狂気の指導に、ニーマンは次第に追い詰められていく。。。


J.K.シモンズ、ほんとに鬼でした。すごいなー。

(泣かしてた)
いいやつかも。とか思う場面があるんですが、それもつかの間。

で、主人公が必ずしもいいやつかというと、そうでもない。

ガールフレンドのニコール(メリッサ・ブノワ)には、何様? とか言われちゃう。
(ホント、何様? なやつ)
救いは、お父さん(ポール・ライザー)が理解者なこと。

負け犬とか凡人とか言われているけど、お父さんはいい人。

そして、鬼気迫る演技のJ.K.シモンズもですが、マイルズ・テラーもよく頑張ってた。

ドラム、よかったです。

ラストの数分間は、息を止めて見てました。
どうやって終わるのか見当もつかなかったですが、カタルシス。
視覚効果やスタントに依存しない、俳優の演技にすべてがかかった映画を見た、という達成感が。
シゴキっぷりの描写に批判もあり、その部分はたしかに気持ちよくないですが、充実した約110分でした。

(劇場から出て、しばらく息切れ・・・)

マッツ来日決定

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「悪党に粛清を」

のプロモーションのためのマッツ・ミケルセンの初来日が決まり、5月12日新宿武蔵野館での舞台挨拶つき上映会のチケットがチケットぴあで今日から発売され・・・

・・・。

あっという間に完売です。
出遅れてしまった。。。

前売り券は購入し、オマケの絵葉書はゲットしましたが、うーん、無念だ・・・。
(かなり残念がっている)

「悪党に粛清を」

のオフィシャルサイトは ここ。


すでにヤフオクに2枚出品されていて、1枚16000円まで吊り上っている。
(原価2000円)
すごいな。

11日からプロモーションが行われるということで、来日は10日かしら11日かしら。

映画.com の この記事 など。

「キング・アーサー」 のトリスタンから11年、やっと来日してくれてうれしい。
待ってた甲斐が・・・行けないんじゃしょうがないけど・・・。
エヴァ・グリーンも来てくれるといいんだけどなあ。

あ、北欧家具BoConcept の、マッツ主演の短編映画、新しいのができていました。
2作目のタイトルは 「THE GUEST」



今度の共演はデヤン・クキック(「ボルジア 欲望の系譜」 デッラ・ロヴェーレ役だそうです)。
ソファ、いいなあ。気持ちよさそう。





やっぱ家具の宣伝だわ。(美女たちはどこに?)

というわけで、マッツ・ミケルセン。
気づいたら大ブレイク中。。。

追記 : 
  来日試写会チケット、1枚3万円の値段がついているサイトも。
  取引が成立している。買うんだねえ・・・。

怒涛のハンニバル

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ふと気が付いたらものすごい人気になっていたマッツ・ミケルセンですが、
「悪党に粛清を」
のプロモーションのための初来日は、5月11日だそうです。
試写会前日ですね。

その来日に合わせて、スターチャンネルではシーズン1とシーズン2を6月1日~18日まで一挙放送。
AXNでもシーズン1を放送中ですが、最終回が終わったとたんにまた一挙放送という騒ぎです。
これからほぼ毎日、どこかで 「ハンニバル」 を放送しているということになりそう。

すごいですね、ハンニバル人気。

アメリカではシーズン3が6月から始まりますが、iTunesでダウンロード視聴する気満々です。

スタチャンのオフィシャルサイトは ここ。
AXNのオフィシャルサイトは ここ。
アメリカNBCのオフィシャルサイトは ここ。

シーズン3のハンニバル=マッツには前髪があって、前シーズンより若く見えます。




スーツを着ていないからでしょうか。
バイク姿がかっこいいです。(よく見えないけど)

ああいうことがあった後で、なんであんたたち一緒にいるんだ、というハンニバルとウィル(ヒュー・ダンシー)ですが。

やっぱりウィルくんもイタリアに行くのね。

ハンニバルで人気が大爆発したおかげで、マッツが来日することになって嬉しい。

(実在する人なんだ、という変な実感が)

「ヴァイキング」 一気見。

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GW後半の連休中、ちょっと熱っぽかったこともあって、ずっと家にいました。
録りためた海外ドラマを見ながら、古Tシャツ切ってウエスを作ったり、古タオルをぐし縫いして雑巾作ったりしていました。
向こう2年間、雑巾の心配はいりません。
実り多い連休であった・・・(負け惜しみ)

いつもは字幕はですが、手仕事をしながら見るには、日本語吹き替え版が便利です。
二日間で一気に見ました。

「ヴァイキング ~海の覇者たち~ シーズン1」

ヒストリーチャンネルのオフィシャルサイトは ここ。


8世紀末のスカンディナヴィア。
若手ながらも人望があるラグナル・ロズブローク(トラヴィス・フィメル)は、例年どおりの東国への略奪遠征ではなく、いまだ誰も目にしたことのない、西の海の向こうの土地への航海をもくろみ。

首長ハラルドソン(ガブリエル・バーン)の意向に背き。

造船にかけては天才的な職人である親友のフロキ(グスタフ・スカルスガルド)に、長距離航海用の新型船ロングシップの製作を依頼。

兄のロロ(クライヴ・スタンデン)をはじめとする部族の勇者たちとともに。

西を目指し、新時代を開く・・・。

シーズン1全9話をとりあえず見終わり、ハラルドソンとの確執も一応決着。

常に弟の後塵を拝し、内心忸怩たるものがある兄ロロの動向が気になります。

さらに、修道院から奴隷として連れてこられたアセルスタン(ジョージ・フラグデン)が、妙にヴァイキングの皆さんになじんできたあたりも気になるし。

ラグナルのヨメさんのラゲルサ(キャサリン・ウィニック)というのが、めっぽう強くて頭もいいので、来シーズンでの重要度が上がりそうです。

あと、ときどきぶっちぎれるクレイジーなフロキも、なんだかキーパーソンになる予感。

(スカルスガルド父さんと兄さんも出演しないかなあ)

イングランドのリンデスファーン修道院が略奪された史実が793年で、それが本格的なヴァイキングの時代の始まりとされているそうです。
つまりヴァイキング高度成長期の物語なので、今後も波瀾万丈のドラマが期待できるにちがいない。

アメリカではシーズン3まで放送が終わったところで、シーズン4の製作も決定している模様。
日本のヒストリーチャンネルでのシーズン2の放送がいつになるのかはまだ決まっていないようですが、これけっこう楽しみだわ。

(もっと番宣すればいいのに)
(今一つ地味ですよね)
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