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シブいぜマルテーゼ

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_e0034633_20420459.jpgゴールデンウィークにアクションチャンネルで一挙放送した8話構成のドラマを見終わりました。1970年代のシチリアが舞台。
好物の一つです。
手段を選ばず敵対するものを殺していく悪名高いシチリア・マフィアと、ひるまずに立ち向かっていく法執行者との闘い。
「ファルコーネ マフィア大捜査線」(2000年)
(このブログでは「ファルコン」として鑑賞)
の世界でもあります。


「警部ダリオ・マルテーゼ 遺志を継ぐ男」(2017年)


番組サイトは ここ。
Amazon Prime Video でも見られます。こちら。




ローマ警察で、型破りな捜査法から持て余されている警部ダリオ・マルテーゼ(キム・ロッシ・スチュアート)。
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訳あって故郷を捨てた彼は、幼馴染で親友の警部ジャンニ・ペラルタ(クラウディオ・カステルジョヴァンニ)の結婚式に出席するため、20年余りの時を経てシチリア島トラパニに帰郷する。
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ところが、式の直前、マルテーゼの目の前でジャンニと婚約者は殺害されてしまう。
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ジャンニの最後の言葉に従って遺品から見つけ出したものは、一枚の写真。
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少年の日の二人の写真は、何を指しているのか。


ジャンニが調べていたことを突き止めるため、マルテーゼはトラパニ警察に異動、ジャンニが所属していたチームを率いることになる。
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次第に明らかになるのは、地元の権力者たちとマフィアとの癒着。
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ジャンニのでっち上げのスキャンダルがマスコミにリークされ、その証拠を握る人物が次々と殺害されていき
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検察にまで妨害の手が伸びる。
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そして、かつて父を自死に追いやることになったスキャンダルと、一連の事件との関連が明らかになってくるにつれ
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マルテーゼ自身のみならず、周囲の人々にも危険が及ぶようになる。
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そして事件の黒幕は、意外な人物だった。。。


とはいえ。
途中から、なんかこの人怪しいな。という気はしてきます。
そこに至るまでに、マフィア内部の抗争もあったりして死屍累々。
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巻き込まれた人の中でも、地元紙のカメラマンのこの人はホントにとばっちりを喰った感じで気の毒だった。
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マルテーゼの部下という人たちがあまりにもコワモテなので
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こいつらみんな悪い奴。
という気がしますが、違った。(悪いのもいないことはないですが)


で、マルテーゼはハードボイルドです。
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バリバリです。シブいです。
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みんなやたらにタバコ吸っているのは、70年代だからでしょうね。
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で、この人はヒゲがないと、甘いマスクのような気がする。
マフィア相手の警察官ということになると、ヒゲでもないとナメられてしまいそうです。
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シブく暗く展開するストーリー、なかなか見ごたえがありました。
淡々と話が進むので、退屈だという人もいますが(うちの夫とか)、私はわりと好みです。


ただ、美人記者との恋模様は
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別になくてもいいんでは・・・。
(いや、イタリアにはアモーレは欠かせないんでしょう)

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