
今年になって、まだ2本目の劇場での映画鑑賞。
昔、山田太一原作、大林宣彦監督の「異人たちとの夏」(1988年)をテレビでちらっと見たのですが、その邦画よりも詩的な味わいになっていたように思います。
(邦画はガチでホラーっぽかった記憶が)
わりと好きなアンドリュー・スコットとジェイミー・ベルが、いい感じの演技を見せてくれた
「異人たち」
オフィシャルサイトは ここ。
ロンドンのタワーマンションに住む、劇作家のアダム(アンドリュー・スコット)。


アダムは、12歳の時に交通事故死した両親を題材に脚本を書こうとしていたものの、行き詰っていた。

幼少期に過ごした街を訪ねてみるアダム。

そこには、当時のままの姿の父(ジェイミー・ベル)が。


中に入ると、本当にお母さん(クレア・フォイ)がいて


帰宅したマンションのエレベーターでは、再びハリーと一緒になり






お父さんの前で弱音を吐いて泣いてしまって、抱きしめてもらったりして





お父さんが、「即死だった?」とか、おずおずと尋ねるのが可笑しかった。
お母さんにたしなめられるんですが、お母さんもやっぱり気になっている。
幽霊(?)とはいえ、自分たちの運命についてはよくわからないらしい。
このお父さんとお母さんが、じわじわ来るのです。
自分たちより年を取ってしまっていても、息子のことを子どもとして受け入れている。
そして、アダムもすっかり子どもに戻っているのが、また切ないです。
ゲイのラブシーンをつくづく見たのは初めてだったのでちょっとたじろぎましたが、ハリーもまたアダムにとっては温かい存在になっていく。

ラストシーンは幻想的というか抽象的な何かで、無理に結末をつけるよりはきれいにまとまっていて良かったんじゃないかと思いました。
ほぼ4人だけしか出てこない作品、4人とも演技派の俳優さんたち。
私はアンドリュー・スコットが主演の作品を見たのは初めてなので、彼をじっくり見られてうれしかったのでした。
ジェイミー・ベルのお父さんもお気に入りです。

