追悼　デヴィッド・マッカラムさん

9月中、たいへんに体調を崩していました。
ま、命に別状は全くなかったんですが、軽い熱中症になったのと前後して回転性めまいの発作が続き、2週間ほどひどい船酔いみたいになって、起き上がれなかったんでした。
めまいが治まりつつあるころにやっと病院に行けたのですが、治りかけているから薬がよく効く。
数日前まで座ることもできなかったというのに、勢いを駆って「ジョン・ウィック」を見に行ってしまい。

3時間の長丁場に耐え切れず、今度は腰痛で1週間ほど寝込む羽目に。。。


PCも立ち上げられなかったその間に、この方の訃報が。


デヴィッド・マッカラムさん。
9月25日にニューヨークで老衰のために亡くなりました。
90歳でした。


「NCIS～ネイビー犯罪捜査班」（2003年～）の検視官ダッキーことDr.ドナルド・マラード役が、すっかりハマっていたのでした。


ギブス（マーク・ハーモン）が降板してから見なくなりましたが、このドラマの中ではいちばん長く登場したキャラだったのではないでしょうか。
ほかの出演で有名なのは、やはりロバート・ヴォーンと共演した「0011ナポレオン・ソロ」シリーズ（1964年～68年）の、イリヤ・クリヤキン役。
テレビドラマを深夜に再放送していた時期があって、それを時々見ていました。ものすごく昔です。
私はスティーヴ・マックイーン主演映画「大脱走」（1963年）のアシュレー・ピット少佐が好きだったんです。
仲間を助けるために犠牲になるキャラクターでした。
それから、マックス・フォン・シドー主演映画「偉大な生涯の物語」（1965年）では、イスカリオテのユダを演じていました。
かつての大作からずっと演じ続けてきた、生ける伝説が帰天しました。
それもまた偉大な生涯の物語であったかもしれない。
お疲れさまでした、マッカラムさん。
ご冥福をお祈りいたします。
（「ジョン・ウィック：コンセクエンス」のレビューは明日にでも）
（どうやってレビューしたらいいかわからない映画だった。。。）