「ごくせん」や「アシガール」の著者、森本梢子さんのコミックに「高台家の人々」
という作品があります。
主人公は面白い妄想をするOLさんなのですが、彼女の恋人とそのきょうだい、祖母が他人の心を読めるテレパス。
案外テレパスというのは不便なもので、心を読みたくない時でも聞こえてきてしまう。
ああ、それは面倒だな。
と思ったものです。
ところが、テレパスではないのにみんなの頭の中がダダ洩れで、世の中うるさくて仕方がない。
…という、意表を突いた未来世界が舞台の
「カオス・ウォーキング」(2021年)
WOWOWの放送だったのを録画放置していました。
オフィシャルサイトは ここ。
西暦2257年、人類が新たに入植した惑星「ニュー・ワールド」。
スパクルという先住者との戦いで女性がすべて虐殺されたとされるこの世界では、人々の考えていることが「ノイズ」としてさらけ出されてしまっている。
(声にもなるし、こんなふうにまわりにもやもやっと映像風のものが出てくる)
その地で生まれ育ったトッド・ヒューイット(トム・ホランド)は、二人の養父たちと生活しており、女性の姿を見たことがない。
ノイズを自分の意志で制御できる首長のプレンティス(マッツ・ミケルセン)が牛耳るプレンティス・タウンでは、住民たちは首長に服従して生きるしかない西部劇的な世界。
ある日、町の近くに宇宙船が墜落。
唯一の生存者の少女ヴァイオラ(デイジー・リドリー)を発見し、一目ぼれしてしまったトッドは。
ヴァイオラをとらえて利用し、殺害しようとたくらむプレンティスから、彼女を守ろうと決意。
養父の言葉に従い、ヴァイオラを連れて町を脱出。ファー・ブランチという入植地を目指す。
プレンティスらが後を追う中、二人は無事にファー・ブランチにたどり着くことはできるのか。
逃避行の先々で、トッドはこの星の歴史の残酷な真実を知ることになる。。。
女の思考は読めないのに男の頭の中身だけがどんどん漏れていく、というのは、なんだか状況としては
ありそうな。。。というか、ちょっと笑えてしまいますが、それは男にとっては脅威でしょう。
そのことが悲劇の原因となっていく。
思考の外在化をうまくコントロールできる人間が強者です。
腹芸ができるかどうか。
そんな状況下、たどり着いた町でかくまってくれた女性が、
男は夜うるさいから。
と言っていたのには笑っちゃいました。
夢が頭の外で音声化・映像化・・・。
マッツ・ミケルセンは痛快なまでに紋切り型の悪役でした。
おかげでスッキリ娯楽作品として楽しめました。
さて、逃避行にはイヌがついてきます。
この子がかわいいんだけど、あんまり賢くない。
ちょっとおバカなんだけど、それがまたかわいい。。。
ああ、マンチー。。。
(また更新の間が開いてしまいました)
(その間、あまりの低血圧でゾンビのような暮らしっぷりでしたが、薬の量を変えてもらってやっと人並みな活動ができるようになってきました)
(映画も見に行かねば)
という作品があります。
主人公は面白い妄想をするOLさんなのですが、彼女の恋人とそのきょうだい、祖母が他人の心を読めるテレパス。
案外テレパスというのは不便なもので、心を読みたくない時でも聞こえてきてしまう。
ああ、それは面倒だな。
と思ったものです。
ところが、テレパスではないのにみんなの頭の中がダダ洩れで、世の中うるさくて仕方がない。
…という、意表を突いた未来世界が舞台の
「カオス・ウォーキング」(2021年)
WOWOWの放送だったのを録画放置していました。
オフィシャルサイトは ここ。
西暦2257年、人類が新たに入植した惑星「ニュー・ワールド」。
スパクルという先住者との戦いで女性がすべて虐殺されたとされるこの世界では、人々の考えていることが「ノイズ」としてさらけ出されてしまっている。
(声にもなるし、こんなふうにまわりにもやもやっと映像風のものが出てくる)
その地で生まれ育ったトッド・ヒューイット(トム・ホランド)は、二人の養父たちと生活しており、女性の姿を見たことがない。
ある日、町の近くに宇宙船が墜落。
唯一の生存者の少女ヴァイオラ(デイジー・リドリー)を発見し、一目ぼれしてしまったトッドは。
ありそうな。。。というか、ちょっと笑えてしまいますが、それは男にとっては脅威でしょう。
そのことが悲劇の原因となっていく。
思考の外在化をうまくコントロールできる人間が強者です。
腹芸ができるかどうか。
そんな状況下、たどり着いた町でかくまってくれた女性が、
男は夜うるさいから。
と言っていたのには笑っちゃいました。
夢が頭の外で音声化・映像化・・・。
マッツ・ミケルセンは痛快なまでに紋切り型の悪役でした。
さて、逃避行にはイヌがついてきます。
ちょっとおバカなんだけど、それがまたかわいい。。。
(また更新の間が開いてしまいました)
(その間、あまりの低血圧でゾンビのような暮らしっぷりでしたが、薬の量を変えてもらってやっと人並みな活動ができるようになってきました)
(映画も見に行かねば)