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Channel: 好きな俳優、今日の一枚 
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おじちゃんはたどり着けるのか。

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_e0034633_10164125.jpgユダヤ人関連、ナチス関連の作品が、このところ多いような気がします。戦後76年たって、いろいろ差しさわりがあったことが遠くなってきているからでしょうか。
苦痛でしかなかった、触れたくないことが、語るべきことに変わってきているのかもしれません。


「アーニャは、きっと来る」 に続けてユダヤ人関連です。
決して消えない記憶を抱いた老人が主人公のロード・ムービー


「家(うち)へ帰ろう」(2017年)


オフィシャルサイトは ここ。


私はAmazon Prime Videoで見ました。
配信は ここ。




アルゼンチンに住む仕立て屋のアブラハムは88歳。
娘や孫たちとともに、頑固じじいとして暮らしているが
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持病も悪化し、娘たちは父を施設に入れることを決定。
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明日は施設入所という日、アブラハムはこっそり家を出る。
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彼には、どうしても果たさなければならない約束があったのだ。
国の名前を口にすることさえ生涯避けてきた故郷のポーランドへ、親友にスーツを手渡すために。


まず飛行機でマドリードに飛んだアブラハムは、安宿のオーナーと仲良くなったものの。
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部屋に泥棒に入られ、全財産をなくしてしまう。
オーナーと、飛行機で助けた青年の好意でなんとか列車に乗り、パリへ。
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乗り換えてポーランドへ向かおうとするけれど、ポーランドと口にしたくないし、ドイツに足を踏み入れたくもない。(筆談)
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行き会わせた女性(スペイン語もイディッシュも話せるドイツ人)の好意で列車に乗り、乗換駅に到達しても
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ドイツの地面を踏みたくない。。。
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人々の善意で続けられた旅ももうじき終わり。
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アブラハムは、親友の住む家にたどり着けるのか。
ホロコーストを生き延びた自分を迎え入れてくれた親友は、今もそこにいるのだろうか。。。
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切断しなければならないほど状態の悪い右足に名前をつけて(忘れた)、なんとかその足でポーランドまで行ってしまおうとするアブラハム。
悲壮なんですけど、あまりにも頑固じじい過ぎてコメディになってしまいます。
だからテーマは重いのですが、なんだか楽しくなりながら見てしまう。
行く先々に、嫌な人もいますがいい人たちがいて、助けてくれてどうもありがとう。(アブラハムに成り代わり)


でも相手もトシヨリだし、いないかもしれないなあ。
と、終始不安を抱きつつ、でもいないかもしれないけれどアブラハムは行かなくてはならないのだよなあ、と、ハラハラしながら見守ってしまうのでした。


(おじいさんが旅をする映画としては、「世界最速のインディアン」と似ています)
(2005年、アンソニー・ホプキンス主演)



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