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Channel: 好きな俳優、今日の一枚 
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リアル。

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_e0034633_09560950.jpg母の一回目のワクチン接種が終わり、そろそろ多少の免疫はついてきているかな、という時期になりました。二回目は来週です。
まだ油断はできませんが、少し安心できる感じはしています。


このドラマは昨年1月にカナダで放送されたもので、製作発表の記事を見ると、2019年7月30日の日付になっています。
だから、今回の新型コロナウイルス感染症の流行の気配などなかったころに企画された作品。
放送当時に見てもあまりインパクトはなかったのではないかと思いますが、コトがここまで進んだ今の状況で見てみると、実にリアルです。


「アウトブレイク ー感染拡大ー」(2020年)


全10話、私はAmazon Prime Videoで見ました。
配信は こちら。
日本版オフィシャルサイトは ここ。


カナダ・ケベック州のモントリオール市。
公園で路上生活をする先住民族イヌイットの間に未知のウイルス感染症が広がりつつあった。
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緊急医療研究所の所長アンヌ・マリー・ルクレール博士(ジュリー・ルブレトン)は、感染症の広がりと致死率の高さに脅威を感じ、その正体を突き止めるために調査を始める。
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担当の公安大臣ローラン・ドゥメール(ギヨーム・シール)率いる対策チームが研究所に置かれるが
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病院には次々と感染者が運び込まれ、重症化していく。
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担当の医療従事者にもクラスターが発生。
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やがて、病原体の正体が新型コロナウイルスであることが判明する。
感染源を特定し、パンデミックを抑えることはできるのか。。。


様々な人間関係が錯綜し、感染の恐怖と同時進行でドロドロのドラマに気をもむことになります。
アンヌ・マリーの夫マルク・ゴーティエ(ガブリエル・サブラン)も医師で
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同僚のクロエ・ロワ・ベランジェール医師(メリッサ・デゾルモー・プーラン)と不倫中。
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そのクロエが感染することで、アンヌ・マリーとも接点が生まれてくる。


そして、われわれ観客は最初から感染源に気づいているのですが
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担当大臣のローランのパートナー(ゲイです)が、同居する代理母(カップルの子供を産もうとしている)とその息子にフェレットをプレゼントしているのを目撃するわけです。
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そして息子は咳をし始め、子どもの友達はそんな状態でも遊びにやってくる。
当然、感染者が。
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そしてアンヌ・マリーとマルクの間の娘は
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家に帰ると靴を脱ぎ、手洗い励行し、せっかく準備したプロムもあきらめるくらい用心していたのに
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コロナ流行が収まるまで親友の祖母が経営する農場に避難し、フェレットの世話をすることにしてしまう。。。
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うわあ。どうしよう。この難局をどう打開するのか。


結末はドラマを見ていただくことにして、マスクの不足と違法な転売、最初に感染が判明したイヌイットへの差別、そして個々の感染者への差別などの、私たちにもなじみの問題や、開発中の特効薬投与における格差問題なども描かれ、非常に興味ある展開となっていきます。


感染の範囲がモントリオール市内とその周辺に限ったものだったからかもしれませんが、対策チームが設定していた終息宣言の条件は、


 新規感染者が3週間にわたって発生していないこと


でした。


翌日に控えていたところへまた感染者が発生したために延期したりして、なかなか大変なのですが、具体的な数字がはっきり提示されているのはわかりやすいと思いました。
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日本でも上のほうでは明確にされているのかもしれませんが、私たちに届く情報はどうもあいまいで、ゴールが見えなくて不安な気持ちの原因はその辺にもあるのではないでしょうか。。


一応感染は収束、しかし物語の終わり方は不穏で、人間ドラマはこの後も続くんだなあという感じです。
シーズン2はなくてもいいですが、この人たちがどうなったのかが気になる終わり方でした。


(ちなみに感染ルートは コウモリ → フェレット → ヒト でした)

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