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ノルウェー発ディザスター2本

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_e0034633_09240216.jpg全豪オープンテニスが始まると、例年のことですが一日中テレビでテニス中継を見続けることになります。その前は、一日中CNNのトランプ関連ニュースで(大統領選からこっち、ほぼずっとですよ)、私にチャンネル権はございませんでした。


テニスもようやく男子シングルス決勝戦を残すのみとなった昨日、やっと!!録画していた映画をテレビ画面で見ることができました!


アカデミー賞外国語映画賞ノルウェー代表に選出されたという


「THE WAVE/ザ・ウェイヴ」(2015年)


ムービープラスの放送でした。
番組サイトは ここ。
オフィシャルサイトは ここ。




ノルウェー屈指の観光地ガイランゲルフィヨルドに住む、地質学者のクリスチャン(クリストッフェル・ヨーネル)とその家族。
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長年現地の観測所で研究を続けてきたクリスチャンだったが、家族の将来を考えて都市部に転職することに。
しかし観測所勤務の最終日、クリスチャンは危険なデータに気づく。
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山岳部のフィヨルド内の亀裂が収縮、地下水の水位も下がっていた。
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不安を残したまま観測所を去り、引っ越し作業を進めるクリスチャン。
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しかし、予感は的中。
大規模な岩盤崩落が発生、警報が鳴ってから巨大津波が到達するまでの猶予は10分。
観光客でにぎわうホテルのフロントに勤める妻イドゥン(アーネ・ダール・トルプ)は、宿泊客を誘導するが
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客室にいるはずの息子ソンドレ(ヨナス・ホッフ・オフデブロ)の姿がない。
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イドゥンが息子を探し求める中、ホテルに津波が襲い掛かる。
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一方、娘のユリア(エディット・ハーゲンルッド=サンデ)とともに自宅で過ごしていたクリスチャンは、ユリアを連れて高台を目指す。
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ユリアを隣人に託し、けがをした女性を助け出そうとしたところで
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津波がクリスチャンを襲う。。。
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その後、津波が去った後の凄惨な光景が描写されるので、ご覧にならないほうがいい方もいらっしゃると思います。
とにかくクリスチャンは生き延び、ユリアと再会。
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イドゥンとソンドレを探しにホテルへ向かいますが、ホテルではイドゥンたちが「ポセイドン・アドベンチャー」並みのサバイバルを繰り広げています。
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このお母さんはなかなかすごい。


あとはお約束で、なんとか生き延び再会して物語はとりあえず終わります。
津波の原因が海底の地震ではなく、大規模な地滑りによる水位の急激な上昇である、というのが入り組んだフィヨルドならではのご当地事情のようでした。




_e0034633_10285560.jpgさて、2作目は津波から3年後が舞台、


「THE QUAKE/ザ・クエイク」(2018年)


ムービープラスの番組サイトは ここ。
オフィシャルサイトは ここ。


ガイランゲルを襲った津波を予測したにもかかわらず、クリスチャンは被害者が出たことに責任を感じ、オスロに移った家族と離れて一人でガイランゲルに残り、欝々とした生活を送っています。


ユリアが訪ねてきても、追い返してしまう。











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そんなある日、観測所で同僚だった友人の研究者が事故死。
クリスチャンあてに残された資料から、100年前にオスロを襲った大地震よりも規模の大きい地震が迫っていることに気づき、地震学者を訪ねるが、相手にされない。
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友人の娘マリット(カトリーネ・トールボルグ・ヨハンセン)とともに証拠を探す中、一刻を争う事態であることが分かってくる。
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クリスチャンは家族だけでも避難させるため、イドゥンが勤務する超高層ビル(ガラス張り)に向かう。
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イドゥンを無理やり連れだすことができた時、実はユリアはイドゥンの職場に一人で向かっていて。
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巻き込まれただけの感がある、気の毒なマリットがユリアを助け出すために奔走していた。
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そこに大地震が。

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止まったエレベーターに閉じ込められたクリスチャンとイドゥン。
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ビルはこんな。
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さらにこんな風に折れ曲がった先にユリアがいて。
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さあどうなる。クリスチャン、どうやってユリアを助け出す・・・。
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ユリアのところまでたどり着いたことは描かれているのですが、この崩壊寸前のビルからどうやって助け出されたのかは不明のまま、生き延びた家族がガイランゲルに(たぶん)向かうところで物語は終わります。
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あ、長男のソンドレは大学にいて、カノジョと逃げ出して無事でした。


映画としては、一作目のほうが出来が良かったように思います。
二作目は普通のディザスター・ムービーで、既視感も突っ込みどころもたくさんあって、ハリウッド作品ならB級かな、という感じでした。


さて、三作目はあるのでしょうか。
あるとしたら・・・「THE VOLCANO」とか?


ニュージーランド地震から10年、まもなく東日本大震災からも10年というこのタイミングで津波だの地震だのの映画はどうなんだろうなと思いつつの鑑賞でしたが、そこそこおもしろかったです。


次はホラー鑑賞だ。
(心臓に悪そうな映画ばっかり)



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