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新作の公開が滞り、劇場に足を運ぶのもためらわれる、ウィズ・コロナの昨今。いつもなら、真夏の避暑には単純明快な娯楽映画の劇場鑑賞がいちばん。とかなんとか言っていたんですけど。
などとぼやいていても仕方ないです。
こんな時こそ、しばらく見ていなかった旧作を見ることにいたしましょう。
シブい名優たちが若かったあのころの作品。
なかなか見せるサスペンスです。
「交渉人」(1998年)
チラシには IQ180の駆け引き と書いてあります。
そんなこと作中で言っていたっけ?
予告編は ここ(字幕なし)。
ダニー・ローマン(サミュエル・L・ジャクソン)は、シカゴ警察東地区で抜群の腕を持つ人質事件の交渉人。
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またしても鮮やかに事件を解決したその晩、相棒のネイサン(ポール・ギルフォイル)から、警察内部の年金の不正と汚職の証拠をつかんでいることを打ち明けられる。
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しかしネイサンは何者かに殺害され、ローマンは容疑者に。
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しかも汚職の張本人とされ、潔白を証明する手立てを持たないローマンは、内務捜査局で人質を取って籠城する。
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彼を射殺して一挙解決する気満々の捜査陣に対し
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ローマンが要求したのは、シカゴ西部地区随一の交渉人、クリス・セイビアン(ケヴィン・スペイシー)を間に立てること。
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お互いの手の内を知り尽くした交渉のプロ同士の駆け引きの中で、時間稼ぎをしながら証拠を手にしかけたローマンと
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彼の無実を信じ始めたセイビアン。
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しかし、警察内部に潜む真犯人たちは、強硬解決を試みる。
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ローマンの無実は証明されるのか。
そして、真犯人の正体は…。
息つく間もない急展開、誰もが疑わしい中で、誰が真犯人かラストまで分からない。
顔ぶれもそろっています。
ポール・ギルフォイルはクレジットなしでの出演、ほかに警察物ではおなじみのデヴィッド・モースに、故ジョン・スペンサー。(後方の二人)
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名バイプレイヤーのロン・リフキン
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人質として大活躍するポール・ジアマッティ。
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実に品揃えのいい映画といえましょう。
めでたくスッキリ終わるのもうれしい作品です。
139分と長いですが、飽きずに楽しめます。
(しかし、見たはずなのにラストを忘れていた)
(楽しめるけど、トシを感じさせられました…)