こんなに短くていいの？

図書館で原作を見かけた瞬間、読むのをあきらめました。
新潮文庫版でしたが、7部作で16冊もある。
スティーヴン・キングの世界の集大成らしい。
でもスティーヴン・キングの他作品を全部読んだわけじゃないし、映画も全部見たわけではないし、読んでもわからないかも、と思ったわけです。


その後短編集「第四解剖室」の中に外伝の「エルーリアの修道女」という作品が含まれていたのを読み、後ろ髪を引かれる気分ではありましたが…。


WOWOWで「キャッスルロック２」の放送が始まったことでもあるし、シネフィルWOWOWで放送されていたので、見てみることにしました。


「ダークタワー」（2017年）


オフィシャルサイトは　ここ。




ニューヨークで暮らす少年ジェイク（トム・テイラー）は、毎晩同じ夢に悩まされている。
巨大な塔と、その破壊をもくろむ黒衣の男（マシュー・マコノヒー）。
塔の破壊が世界の荒廃の原因になることに気づいたジェイクは絵に描いてみせるが、誰もそれを信じず、父親を失ったことが原因の心の病と扱われている。
学校で問題を起こし、とうとう施設に送られることになった時。
迎えに来た者たちの異常に気付いたジェイクは逃走、そして夢に見た通りの、異界である「中間世界」とを結ぶ通路を発見し、そこに飛び込む。
そして夢に見た、塔を守る戦士「ガンスリンガー」のローランド（イドリス・エルバ）と出会い
黒衣の男を倒すための旅に同行することに。

一方黒衣の男は、ジェイクに秘められたタワーを破壊できる強大な特殊能力があることに気づき、ジェイクをとらえるために二人の前に立ちはだかる。
ジェイクは黒衣の男の魔手を逃れ、世界の崩壊を防ぐことができるのか。
原作は読んでいないので、予備知識を何も持たずに見たところ、なかなか面白いアクション映画でした。
95分によくまとまっています。
でも、原作の長さを考えると、こんなものでいいのかなあ、という気もしてくるのでした。
たぶんまったくの別物なんでしょうね。
そのうち、ネトフリとかAmazonオリジナルとかでシリーズもののドラマになる日が来るのではないでしょうか。。。