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「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ

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e0034633_11375179.jpgさてさて、アカデミー賞3部門にノミネートされた前作「ボーダーライン」(2015年)の鑑賞も済ませ、2作目の劇場鑑賞へ。公開劇場を調べてみると、微妙に単館とメジャーの中間くらいの状況。
TOHO系列やユナイテッド系列でも上映しているかと思えば、インディ系専門の劇場名もある。
なんだか不思議な扱いである。


アメリカでの評価は前作並みに高いので、期待して出かけました。
いつもはほのぼの系を見たがる友人が、
「A Ghost Story」
ではなくこちらを選んだのにもちょっとびっくりしながら。


「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」


オフィシャルサイトは ここ。




アメリカ国内の大型スーパーで、市民を巻き込んだ自爆テロ事件が発生。
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メキシコからの不法移民が犯人と思われる証拠が発見され。
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さらに、イエメンのイスラム原理主義者とソマリア海賊が関与し、メキシコの麻薬カルテルが密入国をビジネス化していることが判明。
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事態を重く見た政府は、一連の情報をつかんだCIA工作員マット・グレイヴァーを召喚して
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麻薬カルテルの各組織を混乱させ、カルテル間の戦争を引き起こすことでビジネスの妨害をすることを命じる。
アメリカ政府関与の証拠を全く残さない条件で、ダーティな手段もOK。
作戦責任者はCIAのシンシア・フォーズ(キャサリン・キーナー)だが
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人員も機材も何もかも、外部に手配。そしてもちろん、現地部隊には腕利きの彼を採用。
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カルテルに妻子を殺されたコロンビアの元検察官にして殺し屋、アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)。
彼らの選んだ手段とは、カルテルの一方のボス・レイエスの娘イザベル(イザベラ・モナー)を敵対カルテルの犯行と見せかけて誘拐し、抗争を起こさせるというもの。
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しかし思わぬハプニングとメキシコ警察のカルテルとの癒着、そしてアメリカ政府の無慈悲な決断が
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事態を意外な方向に導くことに。
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少女の命か、非情なミッションの遂行か、窮地に陥ったアレハンドロとグレイヴァーはどちらを選択するのか。。。
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移民ビジネスの深みにはまっていく少年の物語が絡んできて
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最初のテロから話がどんどんそれていく感じもあり、どう進むのかと思いましたが、話が一応のまとまりを見せて終わったのでほっとしました。


相変わらずハデなドンパチで。
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監督、デル・トロのファンですかね。カッコよく見せたいんだなあという感じでした。しぶといし。


トクしたなあと思ったのは、「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」のジェフリー・ドノヴァンが出ていたこと。
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今ちょうど、母が「バーン~」にハマっているので、個人的にツボでした。


一作目はエミリー・ブラントが演じたFBI捜査官が主人公、そして「ウインド・リヴァー」でもエリザベス・オルセンが演じたFBI捜査官が主役と、女性度の意外に高い「フロンティア3部作」ですが、今作もイザベルがなかなかの存在感でした。
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この子、美人になるよ~。
(そこか?)

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