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Channel: 好きな俳優、今日の一枚 
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「ウインド・リバー」

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e0034633_15273089.jpgお盆が明けてみると、我が家の地方では、拍子抜けするほどに涼しくなりました。朝、目が覚めた時にセミが鳴いていない。
静かです。
私の風邪がやっと治りかかったタイミングで、夫が風邪をひきました。
二人でゲホゲホやってます。


この映画を見たのは、もーのーすーごーくー暑い日でした。
せめて、寒そうな映画を見て涼もうかと思って。


「ウインド・リバー」


オフィシャルサイトは ここ。






アメリカ中西部ワイオミング州、ネイティブ・アメリカンの保留地、ウインド・リバー。
コリー・ランバート(ジェレミー・レナー)は、ネイティブ出身の妻と別居中の、野生生物局の職員でもある地元の白人ハンター。
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ある日、彼は雪の中で血を吐いて息絶えている少女の凍りついた遺体を発見する。
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その少女は、コリーの娘エミリーの親友ナタリー(ケルシー・アスビル)だった。
レイプ殺人の可能性ということでFBIから派遣されたのは、新人捜査官のジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)。
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しかし直接の死因が暴行によるものではなく、マイナス30度の寒気に起因するものだったため、FBIは専門家チームを派遣しないことを決定。
地元保安官のベン(グレアム・グリーン)とコリーの協力のもと、ジェーンは単独での捜査を決意する。

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雪に閉ざされ、差別と偏見にさらされた土地ウインド・リバー。
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そこではネイティブ・アメリカンの少女たちが行方不明になる事態が多発し、多くは遺体で発見されている。
コリーの娘エミリーも、数年前に…。


やがてジェーンたちは真相に近づくが。。。
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というわけで、今も続くネイティブ・アメリカンの人々への差別と、一向に改善されない彼らの生活環境、行政の問題意識のなさ、というか担当する機関にも差別意識が根強く残っているらしい、ということが克明に描かれていきます。


ジェレミー・レナーが静かなシブい演技を見せてくれて、ちょっと違う雰囲気でなかなか良かったです。
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とはいっても、「ボーン・レガシー」の冒頭部分のデジャヴという感じも。
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過酷な内容ですが、ラスト、きっちり悪には鉄槌が下るし、しみじみしたいいシーンもあるし。
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いぶし銀的な、沁みる映画でした。


しかし映画の中で
 インディアン。
と連呼しているのは久しぶりに聞いた気がしますが、でも現実には地元の意識はまだこんなものなんだろうなあ。。。

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