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Channel: 好きな俳優、今日の一枚 
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「ヒトラーへの285枚の葉書」

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e0034633_09520036.jpg出演者の顔ぶれが、押しも押されぬ演技派ぞろい。何しろ、ブレンダン・グリーソン、エマ・トンプソン、ダニエル・ブリュール。
エマ・トンプソンとダニエル・ブリュールは

「二つ星の料理人」
でも共演していた…けど、同一場面に並んで出ているシーンはなかったように思います。
今度は並んで出ているかも。


そして、監督はヴァンサン・ペレーズ。
デビュー当時、貴公子ジェラール・フィリップの再来といわれた美貌でしたが、最近見たのはえーっと…
「デュカリオン」(2004年TVM)
の怪物でしたね(おやおや)
監督としての腕前をぜひ。見てみたい。


「ヒトラーへの285枚の葉書」


オフィシャルサイトは ここ。


1940年、ベルリン。
フランス戦線での勝利が伝えられ、人々が先勝ムードにわく中、工場労働者のオットー(ブレンダン・グリーソン)とアンナ(エマ・トンプソン)の夫婦のもとに、一人息子の戦士が伝えられる。
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当局の監視が厳しい毎日で、二人は悲しみをこっらえていつも通りの生活を続けることを余儀なくされるが。
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やがてオットーは、一人である行動をとり始める。
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それは、ヒトラー政権に対する憤りをカードにしたためること。
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筆跡を変え、ぎこちない内容ながら、当局を批判するそのカードを、彼は人目に触れる場所に密かに置き始める。
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誰かが拾って読み、その思いが広まることを祈って。
そしてアンナもオットーと行動を共にし始めるが。
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やがて市民の通報で、ゲシュタポのエッシャリヒ警部(ダニエル・ブリュール)が捜査を始めることに。
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親衛隊からの圧力もかかり。
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エシャリヒの苛烈な捜査の手は。
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やがてオットーとアンナのもとへ…。
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実話を基にしたということなので、ハッピーエンドではないなあ、というのは最初から分かって見ていました。
原作が 「ベルリンに一人死す」(ハンス・ファラダ著)というタイトルですし。
そういう意味ではしんどいですが、見ごたえがあります。
警部についてのラストが浪漫主義的な感じがしましたが、映画のまとめ方としてみると美しい。


脇のキャラクターの設定が、少ししか出てこない人についても丁寧で。
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モニーク・ショーメット(「ニューシネマ・パラダイス」のフィリップ・ノワレの奥さん)とか、「ホビット」にも出ていたミカエル・パーシュプラントとか、なんか通好みなところの見た顔が出ているのもうれしい。


そしてやっぱり、主役級の3人の演技が、いぶし銀の渋さでした。
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重いテーマですが、演技派好きな方には是非お勧めしたい作品です。
(103分だし ← 今時貴重な長さ)


(エマ・トンプソンとダニエル・ブリュール、同一場面に登場していました。最後のほうに、短い場面ですが)

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