
エマ・トンプソンとダニエル・ブリュールは
「二つ星の料理人」
でも共演していた…けど、同一場面に並んで出ているシーンはなかったように思います。
今度は並んで出ているかも。
そして、監督はヴァンサン・ペレーズ。
デビュー当時、貴公子ジェラール・フィリップの再来といわれた美貌でしたが、最近見たのはえーっと…
「デュカリオン」(2004年TVM)
の怪物でしたね(おやおや)
監督としての腕前をぜひ。見てみたい。
「ヒトラーへの285枚の葉書」
オフィシャルサイトは ここ。
1940年、ベルリン。
フランス戦線での勝利が伝えられ、人々が先勝ムードにわく中、工場労働者のオットー(ブレンダン・グリーソン)とアンナ(エマ・トンプソン)の夫婦のもとに、一人息子の戦士が伝えられる。





そしてアンナもオットーと行動を共にし始めるが。








原作が 「ベルリンに一人死す」(ハンス・ファラダ著)というタイトルですし。
そういう意味ではしんどいですが、見ごたえがあります。
警部についてのラストが浪漫主義的な感じがしましたが、映画のまとめ方としてみると美しい。
脇のキャラクターの設定が、少ししか出てこない人についても丁寧で。

モニーク・ショーメット(「ニューシネマ・パラダイス」のフィリップ・ノワレの奥さん)とか、「ホビット」にも出ていたミカエル・パーシュプラントとか、なんか通好みなところの見た顔が出ているのもうれしい。
そしてやっぱり、主役級の3人の演技が、いぶし銀の渋さでした。

(103分だし ← 今時貴重な長さ)
(エマ・トンプソンとダニエル・ブリュール、同一場面に登場していました。最後のほうに、短い場面ですが)