追悼　サム・シェパード

7月16日にゾンビ映画の父ジョージ・A・ロメロが亡くなり、昨日のニュースではジャンヌ・モローの死が報道され、そして今朝、新聞を見てみたら。

サム・シェパードが亡くなっていました。


なんか、すごいショックで
　たいへんたいへん
と夫に知らせたら、彼も　ええーっ！と叫んで新聞に食らいつきました。
青天の霹靂。


筋萎縮性側索硬化症（ALS）で闘病中だとは、まったく気づかせない演技を最近見たように思うのですが…。
7月27日にケンタッキーの自宅で息を引き取ったそうです。
73歳でした。
ご家族は数日間、事情を伏せていたそうです。


サム・シェパードのオフィシャルサイトは　ここ。


Latest News　の項、6月15日の記事では　「The Late Work of Sam Shepard」　という本が出版されたことを喜んでいて、その中の好きな写真　というのがこちら。
かっこいいですね。


サム・シェパードといえば、私にはやっぱり「ライトスタッフ」（1983年）のチャック・イエーガー。
その後、数々の名作に出演していますが、やっぱり「ブラックホーク・ダウン」（2001年）のギャリソンや
「ステルス」（2005年）のカミングス大尉
といった軍人役がやっぱりハマっていましたね。


「ブッチ・キャシディ　最後のガンマン」（2011年）という、ややキワモノな作品も見てしまったりしました。
「ジェシー・ジェームズの暗殺」（2007年）とか、西部劇姿もよく似合っていました。
難病との戦いは大変なものだったと思います。
お疲れさまでした。
チャック・イエーガーは音速の壁の向こうに飛び立っていった・・・。
ご冥福をお祈りします。