衝撃の最終回

昨日はヴィゴ主演「はじまりへの旅」
を、無事に見ることができました。
が、パンフレットを買うのを忘れてしまった…。
ヴィゴ作品はパンフを買うようにしているのに～。
いろいろ考えることの多い映画で、うまく消化できていないのでレビューは改めて。


今日はWOWOWであのドラマの最終回（字幕版）が放送され、こちらもなかなかショッキングでした。


「ナイトメア３～最終章～」


WOWOWの番組サイトは　ここ。
アメリカSHOWTIMEのオフィシャルサイトは　ここ。

AXNミステリーでは5月8日からシーズン2の放送が始まります。
こちらでのタイトルは　「ペニー・ドレッドフル～ナイトメア・血塗られた秘密～」
番組サイトは　ここ。




英国ゴシック・ホラーの主要人物が勢ぞろいするこのドラマ、シーズン1では　「吸血鬼ドラキュラ」　と　「フランケンシュタイン」、「ドリアン・グレイの肖像」　の顔ぶれがそろい、シーズン2には狼男が登場。
そして今シーズンは、「ジキル博士とハイド氏」　がモチーフになり、ドラキュラもついにその姿を現しました。
ヒロインのヴァネッサ・アイヴスを演じたエヴァ・グリーンのド迫力の演技に驚愕したシーズン1。
今シーズンも捨て身の演技はありましたが。
守られるべきか弱い存在になってしまっていて、その辺が寂しかった。
今シーズンの出色キャラは、クリーチャー（ロニー・キニア）。
ヴィクター・フランケンシュタイン博士の研究成果として死体から蘇ったモンスターでありながら、ドラマ中の良心ともいえる温かい心の持ち主で（今シーズンは暴れなかったからな）、今回は過去が次々と明らかになりました。
病気に苦しむ息子との再会。
そしてつかの間の幸せと。
別れ。。。
唯一、心を許せた存在も失って、かわいそうだったよ～。。。

ゲスト出演のブライアン・コックスにも楽しませてもらいました。
イーサン（ジョシュ・ハートネット）との間に深刻な確執のある父親で。
しかし、ブライアン・コックスを斃すには、ジョシュ・ハートネット（10年早い）ではなく、やはりこの人が登場せねば。
マルコム卿（ティモシー・ダルトン）。さすが007。


ドリアン・グレイ（リーヴ・カーニー）が女たちに振り回されたり、ジキル博士（シャザド・ラティフ）が登場したりして、たった9話しかなかったとは思えない、いろいろ内容豊富な最終シーズンでしたが。

恐るべき敵の手に落ちたヴァネッサ。
彼女を救うために加わった新キャラ、アパッチのカエトネイと。
死生学のの専門家キャトリオーナ（パーディタ・ウィークス）。
そして最後の戦いへ・・・。
彼らのその後が気になって、シーズン4とかスピンオフを望む声も多かったそうなんですが、きっぱりと打ち消されたらしい。
ヴァネッサをめぐる物語だったので、ラストは前から決まっていたそうです。
残念ですが、でもここで終わるのが正しいのかも。
最初から最後まで、強烈で衝撃的なドラマでした。