数学的な思考法は好きです。でも、公式がどうしても覚えられず、理系に進むユメは頓挫。
証明問題なんかは好きなんですけどねえ。。。
統計関係の仕事についていた時、数表を見て
ふっふっふっ、おもしろい。
と含み笑いをしていた先輩社員にいたく感動しました。
世の中には、数字や公式が大好きな人っているんだ。
女神の啓示で数式が次々と湧き出した、伝説の天才数学者の短い研究生活を描いた
「奇蹟がくれた数式」
オフィシャルサイトは ここ。
20世紀初頭、インドのムンバイ。
貧しいが数学にかけては天才的な能力を持つ青年シュリニヴァーサ・ラマヌジャン(デヴ・パテル)は、イギリス人の運営する港湾事務所で経理の職を得、妻と母を呼び寄せることができたが。
数学の公式を次々と書き留めたノートが上司の目に留まり、イギリスの著名な数学者に成果を送ることに。
誰もが黙殺する中で、ただ一人ラマヌジャンの研究に目をとめたのは、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジのゴッドフリー・ハロルド・ハーディ教授(ジェレミー・アイアンズ)。
彼はラマヌジャンをイギリスに呼び寄せ、その研究成果を学会に発表させることにする。
エキセントリックなハーディ教授と、差別されしいたげられがちなラマヌジャンの共同作業は。
二人とも対人関係や手続きが苦手な数学オタクなので、あちこちで躓いてしまう。
神がかり的ひらめきに証明がついていかず、というか公式には証明が必要だということが理解できず、自分の成果が認められないと失望するラマヌジャンの苛立ちに、もともと人付き合いが苦手な教授は上手く対処できずに放り出してしまったりもするわけです。
とくに慣れぬ異国の地で孤独に耐えなければならないラマヌジャンは。
やがて病を得る・・・。
差別的な目でラマヌジャンを見ている人々も、彼の才能を知って態度を改めることもあるのですが、最後まで人間扱いしない人たちもいる。
そんな中で、最初からラマヌジャンに好意的なジョン・リトルウッド教授を演じたトビー・ジョーンズが、見ていて気分のいいキャラクターでした。
いつもシブくてダンディーなジェレミー・アイアンズ、よく見ると襟がねじれていたり体に合わないジャケットを着ていたりして、身なりにかまわない学者を演じようとしているのですが、こちらの先入観でやっぱり素敵なオジサンに見えてしまう・・・。
死病に侵され、絶望して病床にあるラマヌジャンのためにハーディがとった行動がなかなかの見せ場でした。
ラマヌジャンはインドに帰国した1年後の1920年、結核でこの世を去っています。
32歳という若さでしたが、彼の業績は、なんかすごいものらしい。
(調べたけど全く理解できない)
すべての証明が終わったのが1997年だというから、彼の研究成果の膨大さがうかがわれます。
ラストは悲しいけれども、でも達成感もあるし、彼の短い生涯は充実していて不幸ではなかったなあ、と思うのでした。
(今回はとにかくトビー・ジョーンズ)
証明問題なんかは好きなんですけどねえ。。。
統計関係の仕事についていた時、数表を見て
ふっふっふっ、おもしろい。
と含み笑いをしていた先輩社員にいたく感動しました。
世の中には、数字や公式が大好きな人っているんだ。
女神の啓示で数式が次々と湧き出した、伝説の天才数学者の短い研究生活を描いた
「奇蹟がくれた数式」
オフィシャルサイトは ここ。
20世紀初頭、インドのムンバイ。
貧しいが数学にかけては天才的な能力を持つ青年シュリニヴァーサ・ラマヌジャン(デヴ・パテル)は、イギリス人の運営する港湾事務所で経理の職を得、妻と母を呼び寄せることができたが。
誰もが黙殺する中で、ただ一人ラマヌジャンの研究に目をとめたのは、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジのゴッドフリー・ハロルド・ハーディ教授(ジェレミー・アイアンズ)。
神がかり的ひらめきに証明がついていかず、というか公式には証明が必要だということが理解できず、自分の成果が認められないと失望するラマヌジャンの苛立ちに、もともと人付き合いが苦手な教授は上手く対処できずに放り出してしまったりもするわけです。
とくに慣れぬ異国の地で孤独に耐えなければならないラマヌジャンは。
差別的な目でラマヌジャンを見ている人々も、彼の才能を知って態度を改めることもあるのですが、最後まで人間扱いしない人たちもいる。
そんな中で、最初からラマヌジャンに好意的なジョン・リトルウッド教授を演じたトビー・ジョーンズが、見ていて気分のいいキャラクターでした。
死病に侵され、絶望して病床にあるラマヌジャンのためにハーディがとった行動がなかなかの見せ場でした。
32歳という若さでしたが、彼の業績は、なんかすごいものらしい。
(調べたけど全く理解できない)
すべての証明が終わったのが1997年だというから、彼の研究成果の膨大さがうかがわれます。
ラストは悲しいけれども、でも達成感もあるし、彼の短い生涯は充実していて不幸ではなかったなあ、と思うのでした。
(今回はとにかくトビー・ジョーンズ)