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「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」

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デイヴィッド・ギャレットっていうヴァイオリニストがいるよ。

と、たしか私が紹介したんだったと思うんですが、気がついたらその友人のほうが熱狂的なギャレットファンになっていました。
6月の来日コンサートにも行って、今、彼女は盛り上がっています。

初日にその友人と一緒に見てきた

「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」

最近太ったような感じでしたが、画面で動いているのを見たらやっぱり魅力的でした。

オフィシャルサイトは ここ。


1830年、イタリア。
才能に恵まれながらも認められず、不遇な生活を送るヴァイオリニストのニッコロ・パガニーニ(デイヴィッド・ギャレット)。

彼に目をつけた謎の男ウルバーニ(ジャレッド・ハリス)は、「君を世紀のヴァイオリニストにする」 とマネージャーを買って出る。

ウルバーニのイメージ戦略で、時代の寵児となったパガニーニは、酒と女とギャンブルにおぼれる自堕落な生活。

一方、ロンドンで劇場の立て直しを狙う指揮者のジョン・ワトソン(クリスチャン・マッケイ)はパガニーニのうわさを聞きつけ、渡英を依頼。

金に窮していたパガニーニ側はそれを受け、イギリスへ。
放蕩をやめられないパガニーニと、悪魔に魂を売った男 という彼の評判を聞きつけて公演の妨害を図るフェミニスト団体、批判的な記事を書き続けるメディアと、状況は混迷しコンサートの実施が危ぶまれる中。

パガニーニが出会った一人の少女。

ワトソンの娘のシャーロット(アンドレア・デック)の美しい声に心を打たれ。

パガニーニにも変化が生まれる・・・。


私はパガニーニには詳しくないので、どれくらい史実を踏まえているのかよくわからないんですが、ストーリー的にはわりとフツーです。
でも、デイヴィッド・ギャレットの演奏がやっぱりすごい。


本人が弾いている という臨場感で高揚します。
指使いが超絶技巧。
音楽映画的には達成感のある作品でした。
いや~、聴いた~。という。
ほとんどデイヴィッド・ギャレットのプロモーションビデオではないか、という感じでもあります。
デイヴィッド・ギャレットのオフィシャルサイトは ここ。

ロンドンの興行出資者のバーガーシュ卿が見たことのある顔をしていると思ったら。

ヘルムート・バーガーでした・・・。

(「ルードヴィヒ 神々の黄昏」1972年)

(・・・ちょっとショックだった・・・。)

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