
日本での劇場公開は2023年11月から2024年の2月ごろまで、見に行きたかったけれど見そびれてしまったので、テレビ放送を待っていたのでした。
ありがとう、WOWOW。
「枯れ葉」(2023年)
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フィンランド、ヘルシンキ。
スーパーの呼び出し労働者として働くアンサ(アルマ・ポウスティ)。




アンサは商品の陳列を担当する中で、賞味期限切れのパンを持ち帰ろうとして、解雇されてしまう。

たまたまそこに居合わせたホラッパに、シナモンロールと映画をおごってもらう(お金がない)。

二人は名乗ることなく、アンサは電話番号のメモをホラッパに渡すが

夜ごと、映画館の前でアンサを待つ。




しかし、ある晩二人はついに再会。アンサはホラッパを食事に招く。

アンサは家族をアルコール依存症が原因で亡くしていたのだった。
時は流れ。


そして、ふたたびホラッパをアンサが招いた夜。

ネタバレしちゃいますと、ホラッパがおめかしして出かけた時、「ドン」とイヤな音がして、とっても不安になるわけです。
アンサはまた淡々と数日を過ごすのですが、ホラッパの友人のヌオタリ(ヤンネ・フーティアイネン「街のあかり」に出演)が訪ねてきて、ホラッパはトラムにはねられて意識不明だと告げる。

アキ・カウリスマキなので、ハッピーエンドといっても実に淡々とハッピーエンドです。
それがまたいい味なわけで。
尺もいいです。81分。
いつの時代かわからないノスタルジックな画面なのですが、1970年代か、というラジオからはロシアのウクライナ侵攻のニュースが流れているし、スマホも持っているし、パラレルなのかもしれない。
全体にカウリスマキ監督の面目躍如というか、エッセンスを凝縮したような作品。
あまり動揺したくないけれど、しみじみ感動したいなあという時にはお勧めの映画です。
イヌのチャップリンが、かわいかった。
