日本時間3月11日に第96回アカデミー賞授賞式がロサンゼルスで開催されました。例年よりも2時間早い、朝7時からWOWOWで生中継。
現地時間では午後3時、式が4時間あるとして、アフターパーティーに出席しても、午前様にならずに帰れる時間帯です。
人間的ではありますが、日本で中継を見るのはちょっとキツい。
夜に放送される字幕版を録画し、出遅れましたが見てみました。
司会は、昨年に引き続きジミー・キンメル。
発表から日がたって鮮度が落ちていますが、自分の覚書として結果をこちらに。
ベタ打ちです。長いです。
日本未公開作品には、公開予定日と配信元を初出時に記入しています。
【作品賞】
★「オッペンハイマー」(3月29日)
「アメリカン・フィクション」(Amazon Prime Video)
「落下の解剖学」
「バービー」
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」(6月21日)
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「パスト ライブス/再会」(4月5日)
「哀れなるものたち」
「関心領域」(5月24日)
【監督賞】
★クリストファー・ノーラン 「オッペンハイマー」
ジュスティーヌ・トリエ 「落下の解剖学」
マーティン・スコセッシ 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
ヨルゴス・ランティモス 「哀れなるものたち」
ジョナサン・グレイザー 「関心領域」
【主演男優賞】
★キリアン・マーフィ 「オッペンハイマー」
ブラッドリー・クーパー 「マエストロ:その音楽と愛と」
コールマン・ドミンゴ
「ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男」(Netflix)
ポール・ジアマッティ
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」
ジェフリー・ライト 「アメリカン・フィクション」
【主演女優賞】
★エマ・ストーン 「哀れなるものたち」
アネット・ベニング 「ナイアド ~その決意は海を越える~」
リリー・グラッドストーン 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
ザンドラ・ヒュラー 「落下の解剖学」
キャリー・マリガン 「マエストロ:その音楽と愛と」
【助演男優賞】
★ロバート・ダウニー・Jr 「オッペンハイマー」
スターリング・K・ブラウン 「アメリカン・フィクション」
ロバート・デ・ニーロ 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
ライアン・ゴズリング 「バービー」
マーク・ラファロ 「哀れなるものたち」
【助演女優賞】
★ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」
エミリー・ブラント 「オッペンハイマー」
ダニエル・ブルックス 「カラーパープル」
アメリカ・フェレーラ 「バービー」
ジョディ・フォスター 「ナイアド ~その決意は海を越える~」
【脚本賞】
★「落下の解剖学」
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「メイ・ディセンバー(原題)」
「パスト ライブス/再会」
【脚色賞】
★「アメリカン・フィクション」
「バービー」
「オッペンハイマー」
「哀れなるものたち」
「関心領域」
【撮影賞】
★「オッペンハイマー」
「伯爵」(Netflix)
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「哀れなるものたち」
【編集賞】
★「オッペンハイマー」
「落下の解剖学」
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「哀れなるものたち」
【プロダクションデザイン賞】
★「哀れなるものたち」
「バービー」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「ナポレオン」
「オッペンハイマー」
【衣装デザイン賞】
★「哀れなるものたち」
「バービー」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「ナポレオン」
「オッペンハイマー」
【ヘア&メイク賞】
★「哀れなるものたち」
「Golda」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「オッペンハイマー」
「雪山の絆」
【音楽賞】
★「オッペンハイマー」
「アメリカン・フィクション」
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「哀れなるものたち」
【歌曲賞】
★“What Was I Made For?” 「バービー」
“The Fire Inside”
「フレーミングホット!チートス物語」(Disney+)
“I'm Just Ken” 「バービー」
“It Never Went Away”
「ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー」(Netflix)
“Wahzhazhe (A Song For My People)”
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
【音響賞】
★「関心領域」
「ザ・クリエイター/創造者」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」
「オッペンハイマー」
【視覚効果賞】
★「ゴジラ-1.0」
「ザ・クリエイター/創造者」
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」
「ナポレオン」
【国際長編映画賞】
★「関心領域」(イギリス)
「Io Capitano」(イタリア)
「PERFECT DAYS」(日本)
「雪山の絆」(スペイン)
「ありふれた教室」(ドイツ)(5月17日)
【長編アニメーション賞】
★「君たちはどう生きるか」
「マイ・エレメント」
「ニモーナ」(Netflix)
「ロボット・ドリームズ」(11月公開予定)
「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」
【長編ドキュメンタリー賞】
★「実録 マリウポリの20日間」
「ボビ・ワイン:ゲットー・プレジデント」
「The Eternal Memory」
「Four Daughters」
「虎を仕留めるために」(Netflix)
【短編ドキュメンタリー賞】
★「ラスト・リペア・ショップ」(Disney+)
「The ABCs of Book Banning」
「The Barber of Little Rock」
「Island In Between」
「世界の人々:ふたりのおばあちゃん」(Disney+)
【短編アニメ賞】
★「War Is Over! Inspired by the Music of John & Yoko」
「Letter to a Pig」
「Ninety-Five Senses」
「Our Uniform」
「Pachyderme」
【短編実写賞】
★「ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語」(Netflix)
「彼方に」(Netflix)
「Invincible」
「Knight of Fortune」
「Red, White and Blue」
「オッペンハイマー」が最多の7部門受賞、「哀れなるものたち」が4部門の受賞でした。
日本からは視覚効果賞を「ゴジラ-1.0」、長編アニメーション賞を「君たちはどう生きるか」が受賞しました。おめでとうございます。
短編実写の「ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語」はウェス・アンダーソン監督作品で、ベネディクト・カンバーバッチ、レイフ・ファインズ、ベン・キングズレーらが出演、これ興味あります。見たいです。
授賞式では、衣装デザイン賞のプレゼンターとして登場した、俳優で元WWEプロレスラーのジョン・シナが
こ、これはやりすぎ・・・(Gettyに全身の写真があり、コッドピースみたいなのをしていたので安心…なのか?)
途中で布を着せてもらっていました。よかった。
歌曲賞のノミネート曲紹介では、ライアン・ゴズリングの”I’m Just Ken"の熱唱がおもしろかったです。
助演女優賞プレゼンターで登場したリタ・モレノが、前回見た時は車いすだったのに、今回は立って登場。
右端です。元気そうでよかった。
「ゴッドファーザー」50周年記念の登場として、作品賞のプレゼンターを務めたのがアル・パチーノ。
ノミネート作品の紹介もなくいきなり受賞作を発表したことについては、アカデミー側の判断だったというコメントを発表しています。
ひとつ残念だったのは、この一年に亡くなった映画関係者の追悼のコーナー、マッテオ&アンドレア・ボッチェリによる見事な「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」のパフォーマンスだったのですが
テレビではその二人とダンサーの様子を主に写そうとしていたらしく、誰の追悼なのかスクリーンがよく見えなかった。
坂本龍一だけ見えました。
名前で一括されている人たち(デヴィッド・マッカラムさん、レイ・スティーブンソン、バート・ヤング、ランス・レディック、シニード・オコナーの名前を確認)
エマ・ストーンのドレスが壊れたとか
ロバート・ダウニー・Jrがどうとか、ゴジラの山崎監督(スピーチ、見ていてちょっと苦しかった)の受賞後のコメントがどうのとか、何もなかったわけではありませんでしたが、とりあえずつつがなく終わってよかったです。
ジミー・キンメルがほぼ最後に、トランプ氏のSNSについていじったのも、まあ想定内というか。
「オッペンハイマー」は見に行こうかなと思っていますが、、、
(180分というのは長すぎるだろ)
(去年の授賞式の録画はまだとってあります。だってロバがかわいい)
現地時間では午後3時、式が4時間あるとして、アフターパーティーに出席しても、午前様にならずに帰れる時間帯です。
人間的ではありますが、日本で中継を見るのはちょっとキツい。
夜に放送される字幕版を録画し、出遅れましたが見てみました。
司会は、昨年に引き続きジミー・キンメル。
発表から日がたって鮮度が落ちていますが、自分の覚書として結果をこちらに。
ベタ打ちです。長いです。
日本未公開作品には、公開予定日と配信元を初出時に記入しています。
【作品賞】
★「オッペンハイマー」(3月29日)
「アメリカン・フィクション」(Amazon Prime Video)
「落下の解剖学」
「バービー」
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」(6月21日)
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「パスト ライブス/再会」(4月5日)
「哀れなるものたち」
「関心領域」(5月24日)
【監督賞】
★クリストファー・ノーラン 「オッペンハイマー」
ジュスティーヌ・トリエ 「落下の解剖学」
マーティン・スコセッシ 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
ヨルゴス・ランティモス 「哀れなるものたち」
ジョナサン・グレイザー 「関心領域」
【主演男優賞】
★キリアン・マーフィ 「オッペンハイマー」
ブラッドリー・クーパー 「マエストロ:その音楽と愛と」
コールマン・ドミンゴ
「ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男」(Netflix)
ポール・ジアマッティ
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」
ジェフリー・ライト 「アメリカン・フィクション」
【主演女優賞】
★エマ・ストーン 「哀れなるものたち」
アネット・ベニング 「ナイアド ~その決意は海を越える~」
リリー・グラッドストーン 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
ザンドラ・ヒュラー 「落下の解剖学」
キャリー・マリガン 「マエストロ:その音楽と愛と」
【助演男優賞】
★ロバート・ダウニー・Jr 「オッペンハイマー」
スターリング・K・ブラウン 「アメリカン・フィクション」
ロバート・デ・ニーロ 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
ライアン・ゴズリング 「バービー」
マーク・ラファロ 「哀れなるものたち」
【助演女優賞】
★ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」
エミリー・ブラント 「オッペンハイマー」
ダニエル・ブルックス 「カラーパープル」
アメリカ・フェレーラ 「バービー」
ジョディ・フォスター 「ナイアド ~その決意は海を越える~」
【脚本賞】
★「落下の解剖学」
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「メイ・ディセンバー(原題)」
「パスト ライブス/再会」
【脚色賞】
★「アメリカン・フィクション」
「バービー」
「オッペンハイマー」
「哀れなるものたち」
「関心領域」
【撮影賞】
★「オッペンハイマー」
「伯爵」(Netflix)
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「哀れなるものたち」
【編集賞】
★「オッペンハイマー」
「落下の解剖学」
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「哀れなるものたち」
【プロダクションデザイン賞】
★「哀れなるものたち」
「バービー」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「ナポレオン」
「オッペンハイマー」
【衣装デザイン賞】
★「哀れなるものたち」
「バービー」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「ナポレオン」
「オッペンハイマー」
【ヘア&メイク賞】
★「哀れなるものたち」
「Golda」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「オッペンハイマー」
「雪山の絆」
【音楽賞】
★「オッペンハイマー」
「アメリカン・フィクション」
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「哀れなるものたち」
【歌曲賞】
★“What Was I Made For?” 「バービー」
“The Fire Inside”
「フレーミングホット!チートス物語」(Disney+)
“I'm Just Ken” 「バービー」
“It Never Went Away”
「ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー」(Netflix)
“Wahzhazhe (A Song For My People)”
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
【音響賞】
★「関心領域」
「ザ・クリエイター/創造者」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」
「オッペンハイマー」
【視覚効果賞】
★「ゴジラ-1.0」
「ザ・クリエイター/創造者」
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」
「ナポレオン」
【国際長編映画賞】
★「関心領域」(イギリス)
「Io Capitano」(イタリア)
「PERFECT DAYS」(日本)
「雪山の絆」(スペイン)
「ありふれた教室」(ドイツ)(5月17日)
【長編アニメーション賞】
★「君たちはどう生きるか」
「マイ・エレメント」
「ニモーナ」(Netflix)
「ロボット・ドリームズ」(11月公開予定)
「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」
【長編ドキュメンタリー賞】
★「実録 マリウポリの20日間」
「ボビ・ワイン:ゲットー・プレジデント」
「The Eternal Memory」
「Four Daughters」
「虎を仕留めるために」(Netflix)
【短編ドキュメンタリー賞】
★「ラスト・リペア・ショップ」(Disney+)
「The ABCs of Book Banning」
「The Barber of Little Rock」
「Island In Between」
「世界の人々:ふたりのおばあちゃん」(Disney+)
【短編アニメ賞】
★「War Is Over! Inspired by the Music of John & Yoko」
「Letter to a Pig」
「Ninety-Five Senses」
「Our Uniform」
「Pachyderme」
【短編実写賞】
★「ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語」(Netflix)
「彼方に」(Netflix)
「Invincible」
「Knight of Fortune」
「Red, White and Blue」
「オッペンハイマー」が最多の7部門受賞、「哀れなるものたち」が4部門の受賞でした。
日本からは視覚効果賞を「ゴジラ-1.0」、長編アニメーション賞を「君たちはどう生きるか」が受賞しました。おめでとうございます。
短編実写の「ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語」はウェス・アンダーソン監督作品で、ベネディクト・カンバーバッチ、レイフ・ファインズ、ベン・キングズレーらが出演、これ興味あります。見たいです。
授賞式では、衣装デザイン賞のプレゼンターとして登場した、俳優で元WWEプロレスラーのジョン・シナが
途中で布を着せてもらっていました。よかった。
「ゴッドファーザー」50周年記念の登場として、作品賞のプレゼンターを務めたのがアル・パチーノ。
ひとつ残念だったのは、この一年に亡くなった映画関係者の追悼のコーナー、マッテオ&アンドレア・ボッチェリによる見事な「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」のパフォーマンスだったのですが
坂本龍一だけ見えました。
名前で一括されている人たち(デヴィッド・マッカラムさん、レイ・スティーブンソン、バート・ヤング、ランス・レディック、シニード・オコナーの名前を確認)
エマ・ストーンのドレスが壊れたとか
ロバート・ダウニー・Jrがどうとか、ゴジラの山崎監督(スピーチ、見ていてちょっと苦しかった)の受賞後のコメントがどうのとか、何もなかったわけではありませんでしたが、とりあえずつつがなく終わってよかったです。
ジミー・キンメルがほぼ最後に、トランプ氏のSNSについていじったのも、まあ想定内というか。
「オッペンハイマー」は見に行こうかなと思っていますが、、、
(180分というのは長すぎるだろ)
(去年の授賞式の録画はまだとってあります。だってロバがかわいい)