アカデミー賞授賞式、つつがなく終わる。

コロナで劇場に足を運ぶ回数が激減してからというもの、自分の中でアカデミー賞の盛り上がりに欠けるようになってしまいました。とはいえ。
やっぱり年に一度のお祭りであることには変わりない。


WOWOWプライムで朝7時30分からの放送、朝はバタバタしているし冒頭はレッドカーペット部分だろうからと油断していたら式の最初の部分を見逃しました。


ロサンゼルスのドルビー・シアターから中継、第95回アカデミー賞授賞式の司会は、3回目になるジミー・キンメル。


米海軍機からパラシュート降下…という演出で会場にやってきたらしい。そこを見逃しました。

「RRR」の歌って踊る皆さんに連れていかれて退場、というところから見始めました。
さて、主要部門の受賞ですが、


作品賞　　「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」


監督賞　　ダニエル・シェイナート＆ダニエル・クワン
　　　　　「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

主演男優賞　ブレンダン・フレイザー　「ザ・ホエール」

主演女優賞　ミシェル・ヨー
　　　　　　「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

助演男優賞　キー・ホイ・クァン
　　　　　　「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

助演女優賞　ジェイミー・リー・カーティス
　　　　　　「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

脚本賞　　「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
（アカデミー賞の関係者の人たちは、指がソーセージの場面がひどく気に入っているようでした）


脚色賞　　「ウーマン・トーキング 私たちの選択」

国際長編映画賞　「西部戦線異状なし」
左端の白ジャケットはダニエル・ブリュールです。


美術賞　　「西部戦線異状なし」

作曲賞　　ヴォルカー・バーテルマン　「西部戦線異状なし」


歌曲賞　　「RRR」

視覚効果賞　「アバター・ウェイ・オブ・ウーター」

音響効果賞　「トップガン：マーヴェリック」

編集賞　　「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」


撮影賞　　「西部戦線異状なし」


メイク・ヘアスタイリング賞　「ザ・ホエール」

衣装デザイン賞　「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」

長編アニメーション賞　「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」

長編ドキュメンタリー賞　「ナワリヌイ」

でした。


「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が7部門受賞、「西部戦線異状なし」が4部門で、エブエブ独走という勢いでした。


「イニシェリン島の精霊」のロバが出てきたり（わーい）
「コカイン・ベアー」のクマが出てきたり
そのクマが、観客席のマララ・ユスフザイさんに絡んだり
作品賞のプレゼンターのハリソン・フォード（真っ白になっている）と、キー・ホイ・クァンが抱き合ったり
レッド・カーペットでは印象的なドレスだったレディー・ガガが、「トップガン：マーヴェリック」のノミネート曲「Hold My Hand」のパフォーマンスではシンプルな黒Tシャツだったり
それから、主演男優賞＆女優賞プレゼンターのハル・ベリーのドレスが危険～！
でもすごいスタイルがいい！
女優賞のステージには美女3人。
俳優4賞は、なんだか「復活おめでとう賞」という感じ。
追悼のプレゼンターは、近年家族を続けて亡くしたジョン・トラボルタでした。
昨年のようなトラブルも、行き過ぎたジョークもなくて、つつがなく終わった授賞式でした。


（ノミネートされていてもトムクル来ないんですね　←　「ミッション・インポッシブル」の撮影中だそうで）
（今夜の字幕版を録画して、ロバのところを見直すんだー）


（最多部門受賞だからと、予備知識なしで「エブエブ」を見に行くに違いない高齢の人たちの反応が心配）