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Channel: 好きな俳優、今日の一枚 
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大化けティルダさん

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_e0034633_09572549.jpg昨年3月、第一回目の緊急事態宣言が出され、感染症のために社会機能がストップする、という初めての事態になったのでした。その時に、いろいろなことが先送りになったりあきらめなければならなかったりする、今の状況が始まりました。
これも諦めなければならなかった一つですが、今となってみればまあ…。
…。
劇場鑑賞ではなくテレビで十分(私見)


ゾンビ映画も50年の歴史を経てこの域まで来たか、というある種の進化の最終形態(?)
こういう脱力系というか、「オフ・ビートな笑い」を楽しむには、こちらの心構えもある程度必要なわけで。


「デッド・ドント・ダイ」(2019年)


オフィシャルサイトは ここ。
WOWOWの番組サイトは ここ。




アメリカの田舎町センターヴィル。
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(真ん中ダニー・グローヴァー、右スティーヴ・ブシェミ)
太陽がなかなか沈まず、スマホが壊れ、動物が異常行動をとるという変事が続く中、小さなダイナーで女性二人の遺体が発見される。
内臓が食いちぎられたむごたらしい現場に、警察署長のクリフ(ビル・マーレイ)は困惑。
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ロニー巡査(アダム・ドライバー)は、ゾンビの仕業だと断言。
ミンディ巡査(クロエ・セヴィニー)も加えて町の巡回を始めるが、そうしているうちにも次々と墓地から死人がよみがえり、住民を襲い始める。
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ところで街には最近新しい葬儀屋がやってきていたが。
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彼女、ゼルダ・ウィンストン(ティルダ・スウィントン)は、妙な日本間で居合らしきことをしている。
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(最後に 阿弥陀仏 とか言って手を合わせていた。阿弥陀仏かこれ?)


警察官たちとゼルダ、それぞれがゾンビとの凄惨な戦いを繰り広げることになるが。。。
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ティルダ・スウィントンが鮮やかにゾンビたちを斬り倒していくので、彼女が何とかしてくれるかと期待していたのですが、ものの見事にはぐらかされました。
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え?何?
何の説明もなく宇宙船に吸い込まれて退場?(ネタバレ)
あとはほったらかし?(ほったらかしでした)


内容的にはかなりシビアで無残なゾンビものなんですが、とぼけた脚本と、いるだけでぼーっと笑えてしまうビル・マーレイが、ぼーっと笑わせてくれます。
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ダニー・グローヴァーもスティーヴ・ブシェミもやられちゃいましたが、森にすむ世捨て人ボブ(トム・ウェイツ)はどうやら生き延びたようです。
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意表を突く展開に呆然としつつ、なんだかわからないけどティルダさんかっこよかったな。
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というのを引きずって、次の作品鑑賞に。


_e0034633_10562866.jpg1977年、日本中を駆け巡った映画キャッチコピーは、


 決して一人では見ないでください。


というものでした。
映画は見なかったけど、学校で大流行しました。
オリジナルを見ないまま、2018年にリメイク版が。
キャストが気になっていたのですが、先日WOWOWで放送されたので、録画して見てみました。


「サスペリア」(2018年)


オフィシャルサイトは ここ。
WOWOWの番組サイトは ここ。




……。
…たぶんこの作品は、芸術性が高いんだろうな。クライマックスはオリジナルのモダンダンス。
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私にはあんまりよくわかりませんでした。
映画自体もぐちゃぐちゃでキモチ悪かったけど、怖くなかったし。
ダコタ・ジョンソンとクロエ・グレース・モレッツという若手が気になって見てみたのですが。
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びっくりしたのはティルダ・スウィントン姐さん。
三役をこなしていました。
ダンススクールで指導をするマダム・ブラン。
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精神科医のクレンペラー博士(ルッツ・エバースドルフ名義)
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そして名義上の舞踊団の代表、たぶん魔女かなんかのマルコス。
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まあ、こうなっちゃうと全身特殊メイクで何でもありだな、と思うのですが、クレンペラー博士は歩き方や姿勢も別人で、びっくりしました。
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2時間半、これ好きな人もいるんだろうなあ、と思いながらの鑑賞でしたが、このティルダさんを見ただけでも価値があったかな。


(えらく疲れた。)







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