
「リンカーン 殺人鬼ボーン・コレクターを追え!」(2020年 全10話)
番組サイトは ここ。
4月19日から連日2話ずつ再放送するようです。
予告編(字幕なし)は こちら。
デンゼル・ワシントン&アンジェリーナ・ジョリーの映画版(1999年)を見た後、ジェフリー・ディーヴァーの原作「リンカーン・ライム・シリーズ」をしばらく読み続けました。
7作目の「ウォッチメイカー」まで読み、スピンオフの「キャサリン・ダンス・シリーズ」も2作、短編も何冊か読んで(図書館)…たぶん飽きました。
現在もシリーズは続いていて2019年に14作目が翻訳され、まだウォッチメイカーは逮捕されていないらしい…。
シリーズ1作目「ボーン・コレクター」のドラマ化。
ことの発端、リンカーン・ライムがどういういきさつでこうなったか、というところからドラマは始まります。
天才的で一匹狼型のニューヨーク市警捜査官リンカーン・ライム(ラッセル・ホーンズビー)は、ボーン・コレクターと呼ばれる連続殺人犯を追っていたが、罠にかかり負傷。


アメリア・サックス巡査(アリエル・ケベル)が発見した線路わきの変死体のそばに残された証拠から、ボーン・コレクターの再来を確信。

ライムの病室にニューヨーク市警の優秀なスタッフが集まり


その間にもボーン・コレクターは犯行を重ね。



リンカーン・ライムは抜群の記憶力と明晰な推理力を持つ伝説の捜査官なのですが、それにしてもトリビアな知識がたちどころに出てきすぎる。
各種シャーロック・ホームズでそういうのを見てきましたが、うっそだー!! と思ってしまうくらいの人間検索エンジンです。

そして、金田一耕助並みに後手後手です。

ボーン・コレクター本人(ブライアン・F・オバーン)が後ろにいたりするし。

リンカーン・ライムって、こんなにウカツだったっけ?
と、原作を読んだのはもう15年くらい前のことですし、忘れているので小説のネタバレを調べてみましたが。
・・・。
原作のほうが、もっとウカツでした。
映画版も見直してみたら、やっぱりウカツだった。

シーズン2はキャンセルとなってしまったそうです。。。
最終話で気に入っていたエリック・カスティーヨ刑事(ラムセス・ヒメネス)が斃れ。

なんて言っていたのですが、選択の余地なく見られないとなると、それはそれで残念な。
原作のその後がどうなったかも気になるし、また読み始めてみようかなあと思っています。
(今年の秋にシリーズ最終巻が出版されるようです)
(ジェフリー・ディーヴァーのオフィシャルサイトは ここ)