
うかつでした。
ただし、劇場で見れば格段の集中力が維持できるメリットがありますが、大画面で見たから迫力があった、といえるかどうか。
途中で部屋は変わりますが場面はずっと室内、そこにいる主要登場人物はひとり。
しかし鑑賞中の緊張感は格段です。
WOWOWで放送された
「THE GUILTY/ギルティ」(2018年)
オフィシャルサイトは ここ。
WOWOWの番組案内は ここ。
デンマーク、コペンハーゲン警察の緊急通報指令室。
どうやらトラブルを抱えて現場からオペレーターの仕事に回されたらしい、警察官のアスガー(ヤコブ・セーダーグレン)。

厄介な対応に追われる毎日だが、明日の法廷への出頭ののちには、元の職場に復帰できることになっている。
その日の業務時間もあとわずかとなった時、彼のもとにかかってきたのは、今まさに誘拐されているという女性からの電話。

切迫した様子に、彼女の身元を探り、前夫の車を割り出し、警察車両の出動やイーベンの自宅への警察官の派遣など、アスガーは全力を尽くす。

というわけで、画像はほとんど上にあげた感じ。
ときどきほかの人も映りますが


電話を通して聞こえてくる声とアスガーの対応だけで進むわけですが、クライマックスの緊張感といったら。
もう心臓バクバクものです。
ハル・ベリー主演の「ザ・コール[緊急通報指令室]」(2013年)という映画も同様の手法でしたが、現場で進行している映像もハリウッド的に派手に映し出されていたので、ちょっと違う。
開かれた密室劇というか、なんとも見ごたえ(聴きごたえ?)のある88分間でした。
主演のヤコブ・セーダーグレンは、やはりWOWOWで放送されたドラマ「北欧サスペンス 凍てつく楽園」シリーズの主演ですね。
最初の何作かしか見ていませんが、いかにも北欧サスペンスらしく陰鬱な画面のドラマだったなあ。。。