梅雨寒から一気に真夏日となった昨日、台風の情報におびえながらも、なんとしても銀座まで出かける決意でした。だって、松屋銀座で
「デビュー50周年 萩尾望都 ポーの一族展」
開催中。オフィシャルサイトは ここ。
地下鉄銀座線の車内で軽い熱中症症状が出てふらーっとしていたら、ガイジンのおじさんが席を譲ってくれました。
ありがとう、ウィリアム・H・メイシー似のおじさん。
ほぼ同年配の女性客でごった返す会場で原画を堪能し、グッズ売り場をうろうろしつつ爆買い衝動を何とか抑え、さあ、これから映画館だ。
(大忙し)
ガイジンのおじさんたちがゴールドラッシュ一攫千金の夢に翻弄されるロードムービー
「ゴールデン・リバー」
オフィシャルサイトは ここ。
1851年、オレゴン。
請けた仕事は徹底的に遂行する、泣く子も黙る凄腕殺し屋二人組、イーライ(ジョン・C・ライリー)とチャーリー(ホアキン・フェニックス)のシスターズ兄弟。
彼らは「提督」と呼ばれるボス(ルトガー・ハウアー)の指示を受け、次のターゲットを見つける旅に出る。
すでに連絡係のジョン・モリス(ジェイク・ギレンホール)が先行し、ターゲットに接触中。
彼らが狙うのは、化学者のハーマン・カーミット・ウォーム(リズ・アーメッド)。
ウォームだけが知る化学式が、金の採掘に劇的な効果をもたらすらしい。
モリスはウォームの懐に飛び込み。
しかし気づくとなぜかウォーム寄りの立場に。
そのころ、後を追うシスターズ兄弟は。
数々の不測の事態に巻き込まれながらも、ついに目指すサンフランシスコへ。
ウォームとモリスに追い付いた二人は。
彼らと行動を共にし、同じ夢を見るように。
しかしその行き着く先は、予測もしなかった出来事だった。。。
こんなに先の見えない西部劇を見たのは初めてかもしれません。
どこに話を持っていこうとしているのかわからない。
だから目が離せず、意外な展開にくぎ付けです。
監督、脚本、演技とすべてがうまくかみ合った佳作でした。
殺しとなるとためらいがないけど普段は優しいお兄ちゃん役のジョン・C・ライリー、いいですねえ。
(中村主水風?)
キレやすい弟役のホアキン・フェニックスもよかった。
シブいいい男になっていてビックリです。
同行した友人が薬剤師さんだったので、問題の化学式の正体を聞いてみたところ、有機水銀ではないかということでした。
それは怖い。
ラスト、いちばんの懸案事項があっけなく解決したシーンは、ルトガー・ハウアーファンとしては持って瞑すべしという場面となりました。
全体にほぼオトコしか出てこない、血煙は上がるしハエは飛び交うしむさくるしくて汗臭そうな作品ですが、おもしろかったです。
ポーの一族展より。 絵葉書とマスキングテープ(「トーマの心臓」の)を購入しました。
「デビュー50周年 萩尾望都 ポーの一族展」
開催中。オフィシャルサイトは ここ。
地下鉄銀座線の車内で軽い熱中症症状が出てふらーっとしていたら、ガイジンのおじさんが席を譲ってくれました。
ありがとう、ウィリアム・H・メイシー似のおじさん。
ほぼ同年配の女性客でごった返す会場で原画を堪能し、グッズ売り場をうろうろしつつ爆買い衝動を何とか抑え、さあ、これから映画館だ。
(大忙し)
ガイジンのおじさんたちがゴールドラッシュ一攫千金の夢に翻弄されるロードムービー
「ゴールデン・リバー」
オフィシャルサイトは ここ。
1851年、オレゴン。
請けた仕事は徹底的に遂行する、泣く子も黙る凄腕殺し屋二人組、イーライ(ジョン・C・ライリー)とチャーリー(ホアキン・フェニックス)のシスターズ兄弟。
彼らは「提督」と呼ばれるボス(ルトガー・ハウアー)の指示を受け、次のターゲットを見つける旅に出る。
すでに連絡係のジョン・モリス(ジェイク・ギレンホール)が先行し、ターゲットに接触中。
モリスはウォームの懐に飛び込み。
そのころ、後を追うシスターズ兄弟は。
どこに話を持っていこうとしているのかわからない。
だから目が離せず、意外な展開にくぎ付けです。
監督、脚本、演技とすべてがうまくかみ合った佳作でした。
殺しとなるとためらいがないけど普段は優しいお兄ちゃん役のジョン・C・ライリー、いいですねえ。
キレやすい弟役のホアキン・フェニックスもよかった。
同行した友人が薬剤師さんだったので、問題の化学式の正体を聞いてみたところ、有機水銀ではないかということでした。
それは怖い。
ラスト、いちばんの懸案事項があっけなく解決したシーンは、ルトガー・ハウアーファンとしては持って瞑すべしという場面となりました。
全体にほぼオトコしか出てこない、血煙は上がるしハエは飛び交うしむさくるしくて汗臭そうな作品ですが、おもしろかったです。
ポーの一族展より。