
ヴィゴは作品を選んでほぼ良作に出演しているけど、選びすぎてファン泣かせ。
関東では日比谷のTOHOシネマズシャンテで、4週間の上映。
4週間って、すぐなんですよ・・・。
しかもこの暑い時期。
観に行けないかも。
と、いつもながら不安でしたが、なんとか間に合いました。
「偽りの人生」
オフィシャルサイトは ここ。
大河のデルタ地帯で養蜂を営み、貧困の中で犯罪にさえも手を染めて暮らすペドロ(ヴィゴ・モーテンセン)。

そして都会の総合病院の小児科医アグスティン(ヴィゴ二役)は、妻のクラウディア(ソレダ・ビジャミル)との何不自由ない生活に、実は行き詰っている。


一卵性双生児の二人は長く会わずにいたが、ある日ペドロはアグスティンの家を訪ね、ある依頼をする。

それは新たな人生の始まりにつながるかと思えたが。

少年時代から続く確執と、暗く無残な現実。

そしてつかの間の恋・・・。

オフィシャルサイトのストーリー紹介を見ると、ほとんどネタバレです。
だから見ないで行ったんですが、そうすると設定もわからない。そもそも舞台はどこ?という。
(土地勘がない場所なので)
(あ、パンフレットもすっかりネタバレなので、観賞前に見ないほうが意外な展開になっていって面白いです)
主人公は寡黙です。ときどきまとまったセリフがあると、びっくりするくらい。
そしてずっとお天気が悪くて暗い・・・。

年若い恋人ロサ役のソフィア・ガラ・カスティリオーネという女優さんが、いい演技していました。

ずっしり重い苛酷な映画でしたが、いい作品でした。
さすがヴィゴ。
でもメジャー映画にも出て・・・。
(同じ映画館で8月30日公開の 「オン・ザ・ロード」 にもヴィゴが出ていますけど)
(主役じゃないしなあ・・・見に行こうか、どうしようか)