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「蜘蛛の巣を払う女」

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e0034633_14062421.jpg連日、メルボルンでは熱戦が繰り広げられています。昨夜は錦織圭選手が、5時間にわたる激闘を制して準々決勝に進みました。
いやー、疲れた。(見ていて)
フェデラーもシャラポワも姿を消しましたが、がんばれ錦織。がんばれなおみちゃん。がんばれナダル。
(Vamos, RAFA!)


そんなわけでテレビがテニスに占領されています。
(相撲はもはや面白くなくなってしまった)
で、映画は劇場へ。


「蜘蛛の巣を払う女」


オフィシャルサイトは ここ。




「ミレニアム 眠れる女と狂卓の騎士」から3年後のストックホルム、冬。
女性たちを苦しめる男たちに制裁を加えるリスベット・サランデル(クレア・フォイ)。
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天才ハッカーである彼女は、AIの世界的権威フランス・バルデル博士(スティーヴン・マーチャント)からの依頼を受ける。
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それは、彼が開発した核攻撃統括プログラムを、アメリカ国防総省(NSA)から取り返してほしいというもの。
さっそくNSAへのハッキングを開始するリスベット。
しかしその直後から、リスベットは何者かに命を狙われることに。
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謎の組織の背後には、リスベットの過去が絡んでいた。
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NSAのニーダム(レイキース・スタンフィールド)や。
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スウェーデン当局のグレイン(シヌーヴ・マコディー・ルンド)にも追われつつ。
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ミカエル・ブルムクヴィスト(スヴェリル・グドナソン)の助けを借りつつ。
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バルデルの息子でシステムの鍵を握るアウグスト(クリストファー・コンヴェリー)を守りながらの
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リスベットのハードで孤独な闘いが始まる。
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スウェーデン版ともハリウッド版ともがらりと違うキャスティングでの続編。
好みが分かれているようですが、私はクレア・フォイのリスベット、好きですね。
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原作をずいぶんアレンジしていて、短く115分にまとめている手際も良かったと思います。
ミカエル・ブルムクヴィストが甘い二枚目すぎるのが、ちょっとしっくりこなかったんですが。
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「ボルグ/マッケンロー」のビヨン・ボルグ役の人だったのね。
ダニエル・クレイグとか、故ミカエル・ニクヴィスト風の、ちょっとオッサンっぽい人が良かったような気がします。


残念だったのは、ストックホルム警察の刑事さんたちや後見人だった弁護士のホルゲル・パルムグレンが絡む部分が全くなかったこと。
続きもののテレビドラマにでもしない限り、原作の通りにはいかないのは、仕方ないですね。


アメリカでの評価があまり高くないようなので続編があるかどうか微妙ですが、私としてはこのリスベットで「復讐の炎を吐く女」を見たいです。


(だってカミラ・サランデルとの決着はたぶんついていない)



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