わかりにくいコメディ

いまや人気がとどまるところを知らない、“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン。Netflixでは1月25日からマッツ主演のオリジナルドラマ
「ポーラー　狙われた暗殺者」
の配信が始まるそうです。
2か月くらい会員登録して一気見しようかしら。


そのマッツのお誕生祭が先月ムービープラスで特集され、日本未公開作品を含めた出演作が放送されました。
製作当時、妙にダサいスティルが発表され、気になっていた


「メン＆チキン」（2015年）


ムービープラスの番組案内は　ここ。
タイトル冒頭に　マッツ・ミケルセンの　とついている念の入れよう。




ぱっとしない大学教授のガブリエル（ダーヴィッド・デンシック）と、ヘンなところで博識ながら、興味があるのは女のことだけというエリアス（マッツ・ミケルセン）の中年兄弟。
父親が亡くなり、その遺言で二人が初めて知ったのは、彼らは養子で、母親がそれぞれ違うということだった。
本当の父親を捜しに出かけたガブリエルとエリアス。
たどり着いたのは、家畜が放し飼いになっている広大な荒屋敷と、そこに住む攻撃的な3兄弟（ニコライ・リー・コス、ソーレン・マリン、ニコラス・ブロ）。
大鍋で殴りかかったりしてくる。
似ているのは、全員が口唇裂ということ。
浮世離れした奇妙な生活を送る、なにか隠しているらしい兄弟たちと

奇妙な動物たち。
エリアスはなんとなくなじんでしまうけれど。
ガブリエルには納得がいかない。
荒廃した屋敷を探るうちに。

ガブリエルは、父の恐るべき研究の実態と、彼ら兄弟の秘密を知ることになる。。。


研究の実態は、SFというかホラーというか。
で、コメディーかといわれると、たしかに可笑しい。
可笑しいんですが、手放しで笑えない。
ここで笑っていいんか？という腰の引けた笑いになってしまいます。


自分で檻に入って、しょんぼりしているマッツとか。
不器用で世間知らずで純朴なニコライ・リー・コスとか
かわいいというか、わらえるというか。
まあなんというか、ファンにはお宝映像ですが、一般的には面白くないかもしれませんな。
（身もふたもないけど）


さて、ネトフリ来年のドラマ、ポーラーの予告画像はこんなでした。
なんだかわからないけどすごそうです。


（あ、「裏切りのサーカス」にも出演していたダーヴィッド・ダンシンク）
（腰痛治療のシーンが個人的にハマりました）
（おととい、ぎっくり腰をやりまして）