ヴェネチア国際映画祭で称賛とブーイングを浴びた問題作「マザー!」(2017年)
を見ました。
キリスト教国の住人ではない私には、涜神的な何かというよりは、ただ難解なスプラッタ・ホラーに見えてしまうのでした。
(レビューは別ブログの こちら をご覧ください)
そういえば、見たいホラーがほかにもあった。
というわけで、1990年のTVM版のリメイク、スティーヴン・キング原作
「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」(2017年)
オフィシャルサイトは ここ。
1988年、アメリカの田舎町デリー。
病弱で引きこもりがちな少年ビル(ジェイデン・リーバハー)の弟ジョージー(ジャクソン・ロバート・スコット)は、雨の中ひとりで遊んでいて、側溝に潜む何者かに襲われて姿を消してしまう。
その街では、子どもが行方不明になる事件が頻発していた。
弟の失踪に責任を感じていたビルは、いるはずのない存在を見てしまう。
同じような経験をした、学校のいじめられっ子仲間たちと協力し合い。
事件の真相に迫るために
町はずれの怪しい家に乗り込むことに。
独自に調査をしようとする少年たちに、恐ろしい出来事が襲い掛かる。。。
主役のビルは、なかなかかわいくて賢そうで好感が持てるし。
ワケありの紅一点、ベバリー(ソフィア・リリス)も頑張ってた。
ひたすら気味の悪いピエロ、ペニーワイズが見たことがある顔である、と思っていたら。
スカルスガルド家のビル・スカルスガルドでした。おでこがこの家族の特徴ですね。
左からグスタフ、ビル、アレクサンダーのスカルスガルド兄弟。
で、この作品は「スタンド・バイ・ミー」で、ボーイ・ミーツ・ガールで、ちょっぴりホラーでした。
ホラー的要素もスティーヴン・キングらしいホラーだったので、予想したよりは怖くないです。
原作はずいぶん長いし、決着は続編でつくらしいので、次を楽しみにしたいと思います。
(1990年版は見ていないのでラストがわからない)
さて、もう一作は、ギレルモ・デル・トロ監督作品。
トム・ヒドルストンとジェシカ・チャステイン、ミア・ワシコウスカ出演ということで、公開当時話題を呼んでいた
「クリムゾン・ピーク」(2015年)
ですが、「キング・アーサー」(2017年)の主演、チャーリー・ハナムも出ていました。
それから終わってから気がついた「スパナチュ」のジム・ビーヴァーが出ていたりして、見た顔がちょこちょこ。
ポスターや予告編が ゴシック・ホラーの王道 というイメージだったので、監督が監督だということもあり画面の美しさを期待しました。
オフィシャルサイトは ここ。
20世紀初頭のニューヨークに暮らすイーディス(ミア・ワシコウスカ)は、作家を志す資産家令嬢。
幼少のころに他界した母の霊がたびたび彼女を訪れ、「クリムゾン・ピークに気をつけて」と警告していた。
ある日、英国から来た准男爵トーマス・シャープ(トム・ヒドルストン)と名乗る青年と舞踏会で知り合い、恋に落ちる。
彼はイーディスの父のカーター・カッシング(ジム・ビーヴァー)に融資を依頼していた。
やがてカーターは不審な死を遂げ、莫大な財産を相続したイーディスは幼馴染のアラン(チャーリー・ハナム)の心配をよそに、トーマスとの結婚を決意。
英国に渡り、トーマスの姉ルシール(ジェシカ・チャステイン)も一緒に「クリムゾン・ピーク」と呼ばれる館に住むことに。
そこでの毎日は、やがて恐怖と疑惑に満ちたものとなる。。。
驚いたのは、屋根の真ん中に大穴が空いていて、ホールに雪が積もったりしているのに。
普通に暮らしているんですね。
暖炉があったって寒いでしょうに。
ギレルモ・デル・トロ的に美しさとオドロが同じ画面に共存。
幽霊が気持ち悪すぎて、かえって怖くなかったです。
ミステリアスな姉弟に関しては。
モンスターを期待してしまっていたので、幽霊が出てくるサイコ・サスペンスだったことにちょっとがっかり。
赤がきれいだったのと。
すごく寒そうな画面との対比が印象的でした。
ゴシック・ホラー的には、ダニエル・ラドクリフ主演の 「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」(2012年) のほうが怖かったです。
そしてこのところ見たホラーの中で一番怖かったのはやっぱり 「死霊館」(2013年)のシリーズ ですね。
「死霊館のシスター」も見たかったんですが、テレビ放送を待ってます。
というわけで、今回見た2本は秀作ではありましたが、私にはあんまり怖くなかったんでした。。。
(すれっからし)
を見ました。
キリスト教国の住人ではない私には、涜神的な何かというよりは、ただ難解なスプラッタ・ホラーに見えてしまうのでした。
(レビューは別ブログの こちら をご覧ください)
そういえば、見たいホラーがほかにもあった。
というわけで、1990年のTVM版のリメイク、スティーヴン・キング原作
「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」(2017年)
オフィシャルサイトは ここ。
1988年、アメリカの田舎町デリー。
病弱で引きこもりがちな少年ビル(ジェイデン・リーバハー)の弟ジョージー(ジャクソン・ロバート・スコット)は、雨の中ひとりで遊んでいて、側溝に潜む何者かに襲われて姿を消してしまう。
弟の失踪に責任を感じていたビルは、いるはずのない存在を見てしまう。
で、この作品は「スタンド・バイ・ミー」で、ボーイ・ミーツ・ガールで、ちょっぴりホラーでした。
ホラー的要素もスティーヴン・キングらしいホラーだったので、予想したよりは怖くないです。
原作はずいぶん長いし、決着は続編でつくらしいので、次を楽しみにしたいと思います。
(1990年版は見ていないのでラストがわからない)
さて、もう一作は、ギレルモ・デル・トロ監督作品。
トム・ヒドルストンとジェシカ・チャステイン、ミア・ワシコウスカ出演ということで、公開当時話題を呼んでいた
「クリムゾン・ピーク」(2015年)
ですが、「キング・アーサー」(2017年)の主演、チャーリー・ハナムも出ていました。
それから終わってから気がついた「スパナチュ」のジム・ビーヴァーが出ていたりして、見た顔がちょこちょこ。
ポスターや予告編が ゴシック・ホラーの王道 というイメージだったので、監督が監督だということもあり画面の美しさを期待しました。
オフィシャルサイトは ここ。
20世紀初頭のニューヨークに暮らすイーディス(ミア・ワシコウスカ)は、作家を志す資産家令嬢。
ある日、英国から来た准男爵トーマス・シャープ(トム・ヒドルストン)と名乗る青年と舞踏会で知り合い、恋に落ちる。
そこでの毎日は、やがて恐怖と疑惑に満ちたものとなる。。。
暖炉があったって寒いでしょうに。
ギレルモ・デル・トロ的に美しさとオドロが同じ画面に共存。
そしてこのところ見たホラーの中で一番怖かったのはやっぱり 「死霊館」(2013年)のシリーズ ですね。
「死霊館のシスター」も見たかったんですが、テレビ放送を待ってます。
というわけで、今回見た2本は秀作ではありましたが、私にはあんまり怖くなかったんでした。。。
(すれっからし)