さて、セクハラ騒動がハリウッドに激震をもたらした中、ゴールデン・グローブ賞が昨日発表されました。
ホストはコメディアン・番組司会者のセス・マイヤーズ。
出席者たちがセクハラへの抗議の意を表して黒のドレスで登場したことが話題になっています。
今回の騒ぎでは、ハーヴェイ・ワインスタイン、ケヴィン・スペイシー、ブレット・ラトナー、エド・ウエストウィックがセクハラ疑惑関係者の中でも大物として発表されています。
とくにケヴィン・スペイシーはテレビ部門で「ハウス・オブ・カード」での常連でもあり、ブレット・ラトナーとなると「プリズン・ブレイク」もまだ続いていますし、「ワンダーウーマン」はこういう賞レースとは関係ないのかもしれませんが、関係あったかもしれないし。。。
ワインスタイン・カンパニー製作の映画の中で、ジェレミー・レナー主演、グレアム・グリーン共演の「Wind River」がカンヌで賞をもらったりしていたんですが・・・。
と、まあ残念な状態ではありますがアカデミー賞前哨戦の賞レースの中では最も気になるその結果。
映画部門は、長くなりますが候補作と一緒に。
【作品賞(ドラマ)】
〇「スリー・ビルボード」(日本公開は2月1日)
「君の名前で僕を呼んで」
「ダンケルク」
「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
「シェイプ・オブ・ウォーター」
【作品賞(ミュージカル/コメディ)】
〇「レディ・バード」(日本公開は6月予定)
「ザ・ディザスター・アーティスト(原題)」
「ゲット・アウト」
「グレイテスト・ショーマン」
「アイ、トーニャ(原題)」
【監督賞】
〇ギレルモ・デル・トロ 「シェイプ・オブ・ウォーター」(日本公開3月1日)
マーティン・マクドナー 「スリー・ビルボード」
クリストファー・ノーラン 「ダンケルク」
リドリー・スコット 「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)」
スティーヴン・スピルバーグ 「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
【主演男優賞(ドラマ)】
〇ゲイリー・オールドマン 「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(3月公開予定)
ティモテ・シャラメ 「君の名前で僕を呼んで」
ダニエル・デイ=ルイス 「ファントム・スレッド」
トム・ハンクス 「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
デンゼル・ワシントン 「Roman J Israel, Esq」
【主演女優賞(ドラマ)】
〇フランシス・マクドーマンド 「スリー・ビルボード」
ジェシカ・チャステイン 「モリーズ・ゲーム」
サリー・ホーキンス 「シェイプ・オブ・ウォーター」
メリル・ストリープ 「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
ミシェル・ウィリアムズ 「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)」
【主演男優賞(ミュージカル/コメディ)】
〇ジェームズ・フランコ 「ザ・ディザスター・アーティスト(原題)」
スティーヴ・カレル 「Battle of the Sexes」
アンセル・エルゴート 「ベイビー・ドライバー」
ヒュー・ジャックマン 「グレイテスト・ショーマン」
ダニエル・カルーヤ 「ゲット・アウト」
【主演女優賞(ミュージカル/コメディ)】
〇シアーシャ・ローナン 「レディ・バード」
ジュディ・デンチ 「Victoria & Abdul」
ヘレン・ミレン 「ロング,ロングバケーション」
マーゴット・ロビー 「アイ、トーニャ(原題)」
エマ・ストーン 「Battle of the Sexes」
【助演男優賞】
〇サム・ロックウェル 「スリー・ビルボード」
ウィレム・デフォー 「ザ・フロリダ・プロジェクト(原題)」
アーミー・ハマー 「君の名前で僕を呼んで」
リチャード・ジェンキンス 「シェイプ・オブ・ウォーター」
クリストファー・プラマー 「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)」
【助演女優賞】
〇アリソン・ジャネイ 「アイ、トーニャ(原題)」(初夏公開予定)
メアリー・J・ブライジ 「マッドバウンド 哀しき友情」
ホン・チャウ 「ダウンサイズ」
ローリー・メトカーフ 「レディ・バード」
オクタヴィア・スペンサー 「シェイプ・オブ・ウォーター」
【脚本賞】
〇「スリー・ビルボード」
「シェイプ・オブ・ウォーター」
「レディ・バード」
「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
「モリーズ・ゲーム」
【外国語映画賞】
〇「女は二度決断する」(4月14日公開)
「ナチュラルウーマン」
「最初に父が殺された」
「ラブレス」
「ザ・スクエア 思いやりの聖域」
【長編アニメ賞】
〇「リメンバー・ミー」(3月16日公開)
「ボス・ベイビー」
「The Breadwinner」
「Ferdinand」
「ゴッホ 最期の手紙」
【音楽賞】
〇「シェイプ・オブ・ウォーター」
「スリー・ビルボード」
「ファントム・スレッド」
「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
「ダンケルク」
【歌曲賞】
〇「グレイテスト・ショーマン」(2月16日公開)
「Ferdinand」
「マッドバウンド 哀しき友情」
「リメンバー・ミー」
「The Star」
ということで、常連さんもやっぱり多いですが、フランシス・マクドーマントとサム・ロックウェルがともに「スリー・ビルボード」で作品賞・脚本賞と並んで受賞しているというのはうれしいような気がします。
ゲイリー・オールドマン、ジェームズ・フランコの受賞もうれしい。
テレビ部門では最多4部門受賞が「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」で、こちらは受賞者のみで。
【作品賞(ドラマ)】
「The Handmaid's Tale」
【主演男優賞(ドラマ)】
スターリング・K・ブラウン「THIS IS US 36歳、これから」
【主演女優賞(ドラマ)】
エリザベス・モス「The Handmaid's Tale」
【作品賞(コメディ/ミュージカル)】
「マーベラス・ミセス・メイゼル」
【主演男優賞(コメディ/ミュージカル)】
アジズ・アンサリ「マスター・オブ・ゼロ」
【主演女優賞(コメディ/ミュージカル)】
レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」
【作品賞(ミニシリーズ/テレビ映画)】
「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」
【主演男優賞(ミニシリーズ/テレビ映画)】
ユアン・マクレガー「FARGO ファーゴ2」
【主演女優賞(ミニシリーズ/テレビ映画)】
ニコール・キッドマン「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」
【助演男優賞】
アレキサンダー・スカルスガルド「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」
【助演女優賞】
ローラ・ダーン「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」
ユアン・マクレガー、ニコール・キッドマン、アレキサンダー・スカルスガルド、ローラ・ダーンと、活躍の場が映画とテレビの境界がなくなってきたようなのもうれしいですね。
だけどやっぱり、みんな黒ずくめというのは目に寂しいです。
抗議のための意思表示は重要ですが、アカデミー賞のレッドカーペットは華やかであってほしいものですね。
全米批評家協会賞も発表され、「レディ・バード」が4冠です。
アカデミー賞授賞式は現地時間3月4日開催、その前に公開される「スリー・ビルボード」、「グレーテスト・ショーマン」は見に行きたいです。
(「シェイプ・オブ・ウォーター」はぎりぎりで間に合いそうにないし)
ホストはコメディアン・番組司会者のセス・マイヤーズ。
出席者たちがセクハラへの抗議の意を表して黒のドレスで登場したことが話題になっています。
今回の騒ぎでは、ハーヴェイ・ワインスタイン、ケヴィン・スペイシー、ブレット・ラトナー、エド・ウエストウィックがセクハラ疑惑関係者の中でも大物として発表されています。
とくにケヴィン・スペイシーはテレビ部門で「ハウス・オブ・カード」での常連でもあり、ブレット・ラトナーとなると「プリズン・ブレイク」もまだ続いていますし、「ワンダーウーマン」はこういう賞レースとは関係ないのかもしれませんが、関係あったかもしれないし。。。
ワインスタイン・カンパニー製作の映画の中で、ジェレミー・レナー主演、グレアム・グリーン共演の「Wind River」がカンヌで賞をもらったりしていたんですが・・・。
と、まあ残念な状態ではありますがアカデミー賞前哨戦の賞レースの中では最も気になるその結果。
映画部門は、長くなりますが候補作と一緒に。
【作品賞(ドラマ)】
〇「スリー・ビルボード」(日本公開は2月1日)
「君の名前で僕を呼んで」
「ダンケルク」
「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
「シェイプ・オブ・ウォーター」
【作品賞(ミュージカル/コメディ)】
〇「レディ・バード」(日本公開は6月予定)
「ザ・ディザスター・アーティスト(原題)」
「ゲット・アウト」
「グレイテスト・ショーマン」
「アイ、トーニャ(原題)」
【監督賞】
〇ギレルモ・デル・トロ 「シェイプ・オブ・ウォーター」(日本公開3月1日)
マーティン・マクドナー 「スリー・ビルボード」
クリストファー・ノーラン 「ダンケルク」
リドリー・スコット 「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)」
スティーヴン・スピルバーグ 「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
【主演男優賞(ドラマ)】
〇ゲイリー・オールドマン 「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(3月公開予定)
ティモテ・シャラメ 「君の名前で僕を呼んで」
ダニエル・デイ=ルイス 「ファントム・スレッド」
トム・ハンクス 「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
デンゼル・ワシントン 「Roman J Israel, Esq」
【主演女優賞(ドラマ)】
〇フランシス・マクドーマンド 「スリー・ビルボード」
ジェシカ・チャステイン 「モリーズ・ゲーム」
サリー・ホーキンス 「シェイプ・オブ・ウォーター」
メリル・ストリープ 「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
ミシェル・ウィリアムズ 「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)」
【主演男優賞(ミュージカル/コメディ)】
〇ジェームズ・フランコ 「ザ・ディザスター・アーティスト(原題)」
スティーヴ・カレル 「Battle of the Sexes」
アンセル・エルゴート 「ベイビー・ドライバー」
ヒュー・ジャックマン 「グレイテスト・ショーマン」
ダニエル・カルーヤ 「ゲット・アウト」
【主演女優賞(ミュージカル/コメディ)】
〇シアーシャ・ローナン 「レディ・バード」
ジュディ・デンチ 「Victoria & Abdul」
ヘレン・ミレン 「ロング,ロングバケーション」
マーゴット・ロビー 「アイ、トーニャ(原題)」
エマ・ストーン 「Battle of the Sexes」
【助演男優賞】
〇サム・ロックウェル 「スリー・ビルボード」
ウィレム・デフォー 「ザ・フロリダ・プロジェクト(原題)」
アーミー・ハマー 「君の名前で僕を呼んで」
リチャード・ジェンキンス 「シェイプ・オブ・ウォーター」
クリストファー・プラマー 「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)」
【助演女優賞】
〇アリソン・ジャネイ 「アイ、トーニャ(原題)」(初夏公開予定)
メアリー・J・ブライジ 「マッドバウンド 哀しき友情」
ホン・チャウ 「ダウンサイズ」
ローリー・メトカーフ 「レディ・バード」
オクタヴィア・スペンサー 「シェイプ・オブ・ウォーター」
【脚本賞】
〇「スリー・ビルボード」
「シェイプ・オブ・ウォーター」
「レディ・バード」
「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
「モリーズ・ゲーム」
【外国語映画賞】
〇「女は二度決断する」(4月14日公開)
「ナチュラルウーマン」
「最初に父が殺された」
「ラブレス」
「ザ・スクエア 思いやりの聖域」
【長編アニメ賞】
〇「リメンバー・ミー」(3月16日公開)
「ボス・ベイビー」
「The Breadwinner」
「Ferdinand」
「ゴッホ 最期の手紙」
【音楽賞】
〇「シェイプ・オブ・ウォーター」
「スリー・ビルボード」
「ファントム・スレッド」
「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
「ダンケルク」
【歌曲賞】
〇「グレイテスト・ショーマン」(2月16日公開)
「Ferdinand」
「マッドバウンド 哀しき友情」
「リメンバー・ミー」
「The Star」
ということで、常連さんもやっぱり多いですが、フランシス・マクドーマントとサム・ロックウェルがともに「スリー・ビルボード」で作品賞・脚本賞と並んで受賞しているというのはうれしいような気がします。
ゲイリー・オールドマン、ジェームズ・フランコの受賞もうれしい。
テレビ部門では最多4部門受賞が「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」で、こちらは受賞者のみで。
【作品賞(ドラマ)】
「The Handmaid's Tale」
【主演男優賞(ドラマ)】
スターリング・K・ブラウン「THIS IS US 36歳、これから」
【主演女優賞(ドラマ)】
エリザベス・モス「The Handmaid's Tale」
【作品賞(コメディ/ミュージカル)】
「マーベラス・ミセス・メイゼル」
【主演男優賞(コメディ/ミュージカル)】
アジズ・アンサリ「マスター・オブ・ゼロ」
【主演女優賞(コメディ/ミュージカル)】
レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」
【作品賞(ミニシリーズ/テレビ映画)】
「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」
【主演男優賞(ミニシリーズ/テレビ映画)】
ユアン・マクレガー「FARGO ファーゴ2」
【主演女優賞(ミニシリーズ/テレビ映画)】
ニコール・キッドマン「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」
【助演男優賞】
アレキサンダー・スカルスガルド「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」
【助演女優賞】
ローラ・ダーン「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」
ユアン・マクレガー、ニコール・キッドマン、アレキサンダー・スカルスガルド、ローラ・ダーンと、活躍の場が映画とテレビの境界がなくなってきたようなのもうれしいですね。
だけどやっぱり、みんな黒ずくめというのは目に寂しいです。
抗議のための意思表示は重要ですが、アカデミー賞のレッドカーペットは華やかであってほしいものですね。
全米批評家協会賞も発表され、「レディ・バード」が4冠です。
アカデミー賞授賞式は現地時間3月4日開催、その前に公開される「スリー・ビルボード」、「グレーテスト・ショーマン」は見に行きたいです。
(「シェイプ・オブ・ウォーター」はぎりぎりで間に合いそうにないし)