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Channel: 好きな俳優、今日の一枚 
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「ダンケルク」

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e0034633_10591423.jpgまだ高校生だったか大学生だったか、はたまた就職してからだったか忘れましたが、思い出せないくらいはるかな昔、弟の誕生日に「ダンケルクの奇跡」
という本を贈った、ヘンな若い姉でした。
今も持っているだろうか、弟。

もし持ってたら、今度貸してもらわなければ。
 みんながんばって帰ってきた。
という、あまりにもざっくりしたことしか思い出せない。
自分で読んで、たぶん感動したからあげたのだと思うんですが。


さて、そんないきさつもあるので、これは企画段階からすごく楽しみでした。
あのクリストファー・ノーラン監督が初めて撮る実話作品


「ダンケルク」


オフィシャルサイトは ここ。


1940年、フランス北端の町ダンケルク。
ドイツ軍によって包囲され、追い詰められた英仏両軍約40万の兵士たち。
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その一人、イギリス兵のトミー(フィオン・ホワイトヘッド)も銃撃の中を逃げまどって海岸にたどり着く。
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救助の船を待つ兵はあまりにも多く、トミーの番までめぐってきそうにない。
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撤退作戦の指揮を執るのは、ボルトン司令官(ケネス・ブラナー)とウィナント大佐(ジェームズ・ダーシー)。
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病院船は満杯で。
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海岸で待つ兵士を、機銃掃射と爆撃が襲う。
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さて、そのころイギリス本国では、民間船までが徴用され。
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小型船の船長ミスター・ドーソン(マーク・ライランス)は、息子のピーター(トム・グリン=カーニー)と手伝いの少年ジョージ(バリー・コーガン)とともに、兵士たちを救出するべく危険の真っただ中に船出。
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その上空を襲う爆撃機と、イギリス空軍の最新鋭機スピットファイア。
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そのコクピットでは、パイロットのファリアー(トム・ハーディ)が操縦桿を握っていた。
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ミスター・ドーソンが沈没船から救出した、危うい気配の英国兵(キリアン・マーフィー)。
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彼もまた、死線を潜り抜けてきたばかり。
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海で空で陸で、それぞれの決死の脱出劇が繰り広げられる…。


さすがクリストファー・ノーラン、映像の迫力と臨場感が半端ないです。
船が沈没する際の映像、今までに考えたこともない角度でした。
「インセプション」を思わせる手法。
ドラマがその場の事実だけで構成されているので、余計な感傷が一切排されているところもいい。
不必要なエピソードが全くない、クレジット含めて106分というコンパクトなまとめ方の中で、語るべきことは語りつくしたという迫力があります。
IMAXで見たら、もっと凄かったんでしょうねえ。


マーク・ライランスのシブさが効いていましたね。
あと、ジェームズ・ダーシーも好感が持てるキャラクターでした。
トムハは最後までかっこよすぎ。


主役を含め若い新人俳優さんたちの熱演が光りました。
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今年度の賞レースが楽しみな作品の一つです。

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