
「L.A.ギャングストーリー」
ですが、キャッチコピーが
ロス市警が、キレた。
❛本当にあった❜
最強部隊と大物ギャングの死闘
だったんでした。
オフィシャルサイトは ここ。
それにしたって曲がりなりにもケイサツが、ギャングのオンナとねんごろにとか、

ホテルのロビーで派手に撃ち合いとか、

親分と素手で殴り合いとか、

おもしろくし過ぎじゃない?ホントのところはどうなの?
と思ったので、図書館で原作を借りて読んでみました。
「L.A.ギャングストーリー 上・下」 ハヤカワノンフィクション文庫
ポール・リーバーマン 著 横山啓明 翻訳
以前読んだ、「アンタッチャブル」 のエリオット・ネス本人が書いた手記と同じに、地味でした。
いや、地味というより地道でした。(そりゃそうだろう)
だけどライアン・ゴズリングが演じたジェリー・ウーターズは。

実物のほうが胡散臭くていかがわしくて、警察を辞めた後は実業家として大金持ちになったそうで、そのあたりおもしろかったです。

「隣のマフィア」
ですが、これも図書館で原作を見つけました。
こちらは小説で、実話じゃありません。
(実話だったらすごいな)
予告編は ここ。
原作はハヤカワノンフィクション文庫、トニーノ・ブナキスタ著。
裁判で同業者を売って賞金首になり、アメリカ国内にいられなくなったマフィアのボスが、FBIの証人保護システムで身分を変えて妻子ともどもフランス・ノルマンディーの静かな田舎町に隠れ住み。

隠れ住んでいるのに暴力的。
妻もつい暴力的に問題解決を図ろうとしたりして。

読みながら、デ・ニーロとミシェル・ファイファーがマフィアの夫婦、そしてFBIの無口な凄腕エージェントはトミー・リー・ジョーンズしか思い浮かばない・・・。
最後はもはや西部劇、というド派手なスペクタクルになってしまい、これはやっぱり劇場で見たい。
(ネタバレへいき)
となりのマッフィア~マ~フィ~ア~♪ と、歌ってしまう今日この頃。

「ヒッチコック」
で、「サイコ」 の原作が実話にインスパイアされていたというので、実話を読んでみました。
「オリジナル・サイコ―異常殺人者エド・ゲインの素顔」
ハヤカワ文庫NF ハロルド シェクター 著
と、みんなハヤカワ文庫ですね。
エド・ゲインが殺したのは2人だけだった、ということなんですが、墓を荒らしてお持ち帰りした遺体を・・・着たあたりは
「羊たちの沈黙」
・・・・・・着るなよ・・・。
いや~・・・。キモチの悪いハナシでした。
映画では二枚目アンソニー・パーキンスが演じたノーマン・ベイツ。

モデルとなったエド・ゲイン。

というわけで物騒な本ばかり読んでいます。
(今読んでいるのは 「歴史を変えた 気候大変動」 という本で)
(今から千年前は、今よりもっと地球は温暖だったらしい)
(今のほうがまし。 と自分に言い聞かせつつも今日は暑い~)