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戦車横断路
という看板があったりします。
いや、しました。ずいぶん昔の話で、最近は行ったことがないです。
陸上自衛隊東富士演習場のど真ん中を、国道469号線が突っ切っているですね。
びっくりして看板と記念撮影してしまいました。
ところで東富士演習場って、普通に道路をたどっていくとずいぶんな距離があるように感じるのですが、上空を直線距離で行くと東京の中心部まで70キロくらい。
案外、近い。
明日8月28日には、一般公開の総合火力演習(戦車やヘリコプターを使用した実弾発射演習)があるそうです。
今年はゴジラ効果で人気だろうな。
「シン・ゴジラ」
オフィシャルサイトは ここ。
東京湾羽田沖で起きたトンネル崩落事故は、実は正体不明の巨大生物が原因と判明。
当初は上陸の恐れなしとされ、被害は収束したと思われた。。。
鑑賞後、パンフレットを買ったら
ネタバレ注意
のでかい封がしてありました。
公開から一か月たとうとしていますからいいかな。とも思いますが、まだ公開中だし、ストーリーのご紹介はしないことにします。
娯楽怪獣映画 ではなくて 大災害危機管理シミュレーション映画 と考えると、前半えらくリアルでした。
主人公は若き内閣官房副長官 矢口蘭堂(長谷川博己)
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そして内閣総理大臣補佐官 赤坂秀樹(竹野内豊)
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この人が出てきていきなりリアリティが薄れた感のある、けど花を添える存在の米国大統領特使 カヨコ・アン・パタースン(石原さとみ)
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気に入っているのが、オタクキャラの環境省自然環境局野生生物課課長補佐 尾頭ヒロミ(市川実日子)
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そんなぐあいに肩書が長い、プロジェクトも対策室の名前も長い、法案の名前も長い、一瞬の字幕では全部読み取れないぐらいにどれもこれも長いところが実に本当っぽい。
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出演者でうれしかったのが、首相官邸のベテラン職員のおばさん役の片桐はいりとか、外務大臣代行の島田久作とか。
ピエール瀧もいました。
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今回のゴジラ、ものすごく気味が悪かったです。
かつてない禍々しいゴジラだったと思います。(ラブクラフトみたい)
![e0034633_102965.jpg](http://pds.exblog.jp/pds/1/201608/27/33/e0034633_102965.jpg)
むっちゃくちゃ強いし。
![e0034633_1029386.jpg](http://pds.exblog.jp/pds/1/201608/27/33/e0034633_1029386.jpg)
(ホントに強い)
それで自衛隊が登場するわけですが。
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頑張るんですが・・・。
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そして須走も作戦に登場。
そういう位置づけにあるのか、と、妙に納得したりします。
予告では想像していなかった展開とスケール、邦画で圧倒されたのは・・・黒澤明の 「乱」 以来?
登場人物の個人的事情や感情ドラマなどが一切排された、ドライなシビアさもよかったです。
そして大規模なディザスタームービーでありながら、密室ドラマ的な要素も強く、その辺のコントラストも面白かった。
レビューでは賛否が大きく分かれていますが、私としては、今年の夏休み映画はこれで締めて正解だったな、と。