毎日毎日、たいへんな暑さですが皆様お元気ですか?
関東甲信越は梅雨明けを発表、いよいよ本格的な夏です。
暑中お見舞い申し上げます。
猛暑のせいか気圧の変動のせいか、実家のトシヨリは不穏な状態になりがちだし友人は病に倒れるし、自分も調子が悪くってああああ、やれやれ・・・。
というわけで見てすぐにレビューできずに今日にいたってしまいました。
原作がおもしろかったので、ぜひ見に行きたかった
「チャイルド44 森に消えた子供たち」
オフィシャルサイトは ここ。
第二次大戦中、ソ連赤軍によるベルリン陥落時の英雄となったレオ・デミドフ(トム・ハーディ)。
戦後は国家保安省(MGB)のエリート捜査官として、政治犯を取り締まる日々。
美しい妻ライーサ(ノオミ・ラパス)と、モスクワで恵まれた生活を送っていた。
ある日、同僚の息子が線路わきで遺体となって発見され。
「楽園に殺人は存在しない」 との建前に基づき、事故と処理される。
疑念が残る中で、ライーサにスパイ容疑が。
ライーサを告発することを拒否したために、レオは妻ともども地方の警察に追放されてしまう。
そこでも、不審な傷を残す子供の死体が発見され。
連続猟奇殺人事件と考えたレオは、署長のネステロフ(ゲイリー・オールドマン)に協力を要請、ライーサとともに独自の捜査を始める・・・。
スターリン政権下、疑わしきは銃殺か収容所送りという恐怖がひしひしとこちらに伝わってくる、寒そうで重苦しい色合いの映像。
夫婦の間の息苦しいほどの緊張感は、さすが演技派の二人。
そして、「ロボコップ」 のリメイク版の主役、先日見た 「ラン・オールナイト」 ではリーアム・ニーソンの息子役だったジョエル・キナマン。
とっっってもイヤーーーーな奴を、じーつーにー見事に演じていました。いい悪役になりそうです。
それから、ほかの脇もいいですね。
レオの上司クズミン少佐役のヴァンサン・カッセル。
ゲイリー・オールドマン。
ファレス・ファレス。
ノオミ・ラパスは、途中まで普通の学校の先生に見えたけど、途中からは 「ドラゴン・タトゥーの女」 のリスベットをつい思い出してしまった活躍ぶり。
アクションが重視され過ぎたか、殺人犯については説明不足。
原作自体、ちょっと描き方に偏りがあるんじゃないかという感もあることはあるんですが、ソ連ってこんなに絶望国家だったのか、とか・・・。
・・・というあたりはさておき、映画としては面白かったです。
ちゃんとスッキリ終わるし。
しかし。
それにしても気になったのは、登場人物が話しているコテコテにロシア訛りの英語・・・。
(とくにトム・ハーディ)
(英語吹き替え版と思ってみればいいのか、と途中で思ったんですが、それでもロシア訛りの吹き替えってないんじゃないか・・・とか)
(続編の 「グラーグ57」 は映画化するんでしょうか)
(ここから先はほんとに救いがなくなるからなー)
関東甲信越は梅雨明けを発表、いよいよ本格的な夏です。
暑中お見舞い申し上げます。
猛暑のせいか気圧の変動のせいか、実家のトシヨリは不穏な状態になりがちだし友人は病に倒れるし、自分も調子が悪くってああああ、やれやれ・・・。
というわけで見てすぐにレビューできずに今日にいたってしまいました。
原作がおもしろかったので、ぜひ見に行きたかった
「チャイルド44 森に消えた子供たち」
オフィシャルサイトは ここ。
第二次大戦中、ソ連赤軍によるベルリン陥落時の英雄となったレオ・デミドフ(トム・ハーディ)。
戦後は国家保安省(MGB)のエリート捜査官として、政治犯を取り締まる日々。
美しい妻ライーサ(ノオミ・ラパス)と、モスクワで恵まれた生活を送っていた。
ある日、同僚の息子が線路わきで遺体となって発見され。
「楽園に殺人は存在しない」 との建前に基づき、事故と処理される。
疑念が残る中で、ライーサにスパイ容疑が。
ライーサを告発することを拒否したために、レオは妻ともども地方の警察に追放されてしまう。
そこでも、不審な傷を残す子供の死体が発見され。
連続猟奇殺人事件と考えたレオは、署長のネステロフ(ゲイリー・オールドマン)に協力を要請、ライーサとともに独自の捜査を始める・・・。
スターリン政権下、疑わしきは銃殺か収容所送りという恐怖がひしひしとこちらに伝わってくる、寒そうで重苦しい色合いの映像。
夫婦の間の息苦しいほどの緊張感は、さすが演技派の二人。
そして、「ロボコップ」 のリメイク版の主役、先日見た 「ラン・オールナイト」 ではリーアム・ニーソンの息子役だったジョエル・キナマン。
とっっってもイヤーーーーな奴を、じーつーにー見事に演じていました。いい悪役になりそうです。
それから、ほかの脇もいいですね。
レオの上司クズミン少佐役のヴァンサン・カッセル。
ゲイリー・オールドマン。
ファレス・ファレス。
ノオミ・ラパスは、途中まで普通の学校の先生に見えたけど、途中からは 「ドラゴン・タトゥーの女」 のリスベットをつい思い出してしまった活躍ぶり。
アクションが重視され過ぎたか、殺人犯については説明不足。
原作自体、ちょっと描き方に偏りがあるんじゃないかという感もあることはあるんですが、ソ連ってこんなに絶望国家だったのか、とか・・・。
・・・というあたりはさておき、映画としては面白かったです。
ちゃんとスッキリ終わるし。
しかし。
それにしても気になったのは、登場人物が話しているコテコテにロシア訛りの英語・・・。
(とくにトム・ハーディ)
(英語吹き替え版と思ってみればいいのか、と途中で思ったんですが、それでもロシア訛りの吹き替えってないんじゃないか・・・とか)
(続編の 「グラーグ57」 は映画化するんでしょうか)
(ここから先はほんとに救いがなくなるからなー)