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Channel: 好きな俳優、今日の一枚 
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わりと普通な人

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コリン・ファレルって意識して見ているわけではないんですが、たまたま見るとフツーではない状況でフツーでないキャラクターを演じている気がする。

いちばん最近は 
「トータル・リコール」(2012年)
で、やっぱりシチュエーションもキャラクターも普通じゃなかった。
「ウェイバック -脱出6500km- 」(2010年)
でも、ロシアの収容所から脱走する凶悪犯だったし。

今回見たこの作品は、状況は全然普通じゃなかったけど、登場人物の中ではいちばん普通の人だった気がします。

「セブン・サイコパス」(2012年)

オフィシャルサイトはもうないですが、予告編は ここ。


スランプに陥っているハリウッドの映画脚本家マーティ(コリン・ファレル)。

「セブン・サイコパス」 というタイトルだけ決まっている脚本を、締め切り間際なのに1行も書けず、酒に逃げて失敗ばかり。
見かねた友人の売れない俳優ビリー(サム・ロックウェル)は。

ネタ集めのために“サイコパス(イカれた奴)募集”の新聞広告を勝手に出してしまう。

やってきたのは、アメリカ中の凶悪犯を殺しまくったと自称する、アブナイ男ザカリア(トム・ウェイツ)。

一方、ビリーは正体不明の老詐欺師ハンス(クリストファー・ウォーケン)と組んで、飼い犬の誘拐で稼いでいる。

しかし、ギャングのチャーリー(ウディ・ハレルソン)の愛犬に手を出してしまい。


ハンスとビリーばかりか、マーティまで追われることに。

こうしてサイコパス系の怪しい人物が、マーティの周りに集まってきてしまった・・・。

というわけで、ハンスの正体もビリーの正体もそれぞれ危険人物だったりする。



引きずり回されているマーティが、なんだかぼーっとした感じで巻き込まれていて。

根性のなさそうな、とっても凡人なコリン・ファレルって珍しいような気がします。
顔が濃いし役柄も濃い役が多いし、やんちゃ系スキャンダルがあったりしたので個性的な印象がありますが、わりと普通な人なんじゃないかと思ったりしたんでした。

(そういえば、「クレイジー・ハート」(2009年) でも、感じのいい好青年だった)

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