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Channel: 好きな俳優、今日の一枚 
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「プロミスト・ランド」

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かつてマット・デイモン&ベン・アフレックのコンビがアカデミー脚本賞を受賞、そのほか9部門でノミネートされた名作
「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(1997年)
と同様、ガス・ヴァン・サント監督とタッグを組んだ作品、ということでぜひ劇場で見たかった。
デイモン&ヴァン・サントで2002年の作品
「ジェリー GERRY」
は不評だったみたいなので、ちょっと心配でしたが。

マット・デイモンくん的にはしみじみしていてよかった
(設定には ? な部分もありますが)

「プロミスト・ランド」

オフィシャルサイトは ここ。


大手エネルギー会社での出世を目指すスティーヴ・バトラー(マット・デイモン)。

今度の彼の仕事は、マッキンリーという田舎町でのシェール・ガス採掘権の買い占め。

家族経営の農業以外に大きな産業もなく、発展が見込めない町で。

スティーヴは、仕事仲間のスー(フランシス・マクドーマンド)と一緒に住民を戸別訪問。



人々の痛いところをついて、大金をエサに契約書に署名させる。
しかし住民への説明会で、掘削法の弱点を突いてきた、妙に詳しい理科教師フランク(ハル・ホルブルック)。

彼の指摘で集会の雰囲気は一変、スティーヴは住民投票の求めに応じてしまう。
そのころ、町には環境保護団体アテナのメンバー、ダスティン(ジョン・クラシンスキー)が現れて。

徹底した妨害工作を始める。
酒場で知り合って、いい感じだったアリス(ローズマリー・デウィット)も心なしか離れていくような。

窮地に立たされたスティーヴ。

彼もまた、選択を迫られる・・・。

どんでん返しもあったりして、ストーリーの展開は面白かったんですが。

 大企業の論理は巨悪だ。
というような、まあ、はっきりとは言っていませんが、そういうテーマに単純化するには、世の中はもっと複雑に錯綜しているような気がします。
(オトナの事情というやつも、もっと根が深いと思う)

でも、初めにも書いた通り、マット・デイモンはじわーっとよかったです。

(「恋するリベラーチェ」 も見なくちゃね)

で、いつもながらフランシス・マクドーマンド。

この人が出ると、作品に安定感が。

(タイタス・ウェリヴァーもいいよね)

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