
アウトサイダーである(「X-MEN」 とか)
暗いヤツである(「バットマン」 とか)
わがままである(「アイアンマン」 とか)
おぼっちゃまである(「マイティー・ソー」 とか)
怪しい過去がある(「ボーン」シリーズ とか)
と、ナナメ方向から見たキャラクターが多い中、こちらは珍しくもまっすぐなヒーロー。
何があっても正義の味方で、こう正面切って真っ正直だと、なんかもう・・・・申し訳なくなってくる。
前作ではあまりの正統派ヒーローさに面食らってしまったんですが、今回は素直に楽しめました。
(慣れたんだな)
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年)
オフィシャルサイトは ここ。
「アベンジャーズの闘い」 から2年。
キャプテン・アメリカことスティーヴ・ロジャーズ(クリス・エヴァンス)は、まだ現代の生活に慣れていないものの、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)とともにニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)指揮下の国際平和維持組織S.H.I.E.L.D(シールド)の一員として活動する毎日。

シールドによる、巨大戦艦ヘリキャリアによる全人類の監視という計画にも疑問を感じるスティーヴだが。

突如ニック・フューリーが襲われ。


スティーヴとナターシャも命を狙われる。

周囲、みな敵。

ウィンター・ソルジャーと呼ばれる最強の追っ手は。

腕がカナモノなので、盾だってへっちゃらです。

彼の素顔は。

スティーヴがあまりにもよく知る人物だった。。。
前代未聞の大規模暗殺計画を進める大物と。

孤立無援のスティーヴたちの、強力な味方。

陰謀を阻止出来るのか、キャプテン・アメリカ!

がんばれ、まじめなヒーロー!
というわけで、ハラハラしますが予定調和的に安心してみていられる、まっすぐなアメコミ・ヒーロー映画でした。
これまた型通りの悪役が、ロバート・レッドフォードだというのがよいですね。

やっとそういう役をやる気になったか、と。
そして物語は 「アベンジャーズ2」 に続くんです・・・よね?クレッチマンが悪役で?
えーと・・・ 「ソー」 の最後に出てきたベニチオ・デル・トロは 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」 の悪役なんですよね?
またアメコミ・ヒーローの登場人物が増える・・・?
(エクスペンダブルズみたいだ)
(「キャプテン・アメリカ3」 は2016年5月に公開だそうですが、そちらは誰が悪役?)