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Channel: 好きな俳優、今日の一枚 
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「ヒッチコック」

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ヒッチコックの映画はじつのところ、「北北西に進路をとれ」 以外はあんまり好きじゃありません。
「断崖」 や 「レベッカ」 みたいにラストで拍子抜けしたり、「裏窓」 みたいに主人公に共感できなかったり。
あ、だけど 「サイコ」 は面白かったです。

その 「サイコ」 の製作に絡むドラマ

「ヒッチコック」

オフィシャルサイトは ここ。

最近の作品の中では99分と比較的短いので、今の私の体調でも劇場で見ることができました。
(別に無理して見に行かなくても ← 気晴らしなのよ)
(「リンカーン」 は無理だな)


1959年、最新作 「北北西に進路をとれ」 が大ヒット、次回作にも同様の期待をされ、プレッシャーをかけられるアルフレッド・ヒッチコック監督(アンソニー・ホプキンス)。

すでに企画段階に入り、人々の度肝を抜くシナリオを探している。
配給会社やスタッフが進めるあれこれに目もくれず、ヒッチコックが見つけ出したのは、当時話題になっていた殺人犯エド・ゲイン(マイケル・ウィンコット)をモデルにしたサスペンス、「サイコ」。

周囲の反対を押し切る形で、ついに妻アルマ・レヴィル(ヘレン・ミレン)の協力を得て、自宅まで担保に入れての製作開始。

ヒロインはヒッチコック風金髪のジャネット・リー(スカーレット・ヨハンソン)。

ほかにアンソニー・パーキンス(ジェームズ・ダーシー)や

ヴェラ・マイルズ(ジェシカ・ビール)と出演者も決まり。

撮影は着々と進むかに見えた。

という中、映倫の横やりや配給会社のいらざる口出し、そして夫婦の危機が・・・。


ヒッチコックがやたら覗き見をしているシーンがあって、なるほど 「裏窓」 ね・・・。

女癖の相当悪かったらしいヒッチコックと妻アルマとの嫉妬の応酬、こういう夫をよく支えてきたものだと、やっぱりヘレン・ミレンのアルマを全面的に支持したいです。


ヤケ酒・ヤケ食いの常習者であるらしいヒッチコックでしたが。

メイクはすごい力作だなあ、とは思うんですけど、ヒッチコックにもアンソニー・ホプキンスにも見えなかった・・・。

(「サイコ」 と 「ダイヤルM」 は、その後ヴィゴ・モーテンセン出演のリメイクを見てしまってオリジナルの印象が薄れました)
(「ダイヤルM」 のヴィゴ、色っぽかったよね)

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