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Channel: 好きな俳優、今日の一枚 
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普通にゴシック・ホラー

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ハリポタ最後のころにはもうすっかりオトナになってしまい、第一作目のかわいさがまったくなくなってしまってちょっと残念、かつストーリーももはや子供向けではない苛酷さ。
それにしてもダニエル・ラドクリフくん、ちゃんとハリーのキャラクターから抜け出すことができるんだろうか、と、子役出身の俳優さん一般にも言える危惧をいだいていました。

だけど彼は顔だちが古風なので、こういう時代背景の役柄にはよく合ってるんですね。

「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」(2012年)

WOWOWの放送でした。

オフィシャルサイトは ここ。

WOWOWの番組サイトは ここ。


妻に先立たれ、幼い息子を育てる若き弁護士アーサー・キップス(ダニエル・ラドクリフ)。

職業生命の危機をちらつかせられ、乳母に息子を預けて田舎の館の書類整理に向かう。

町の人々は非協力的で、館は干潟の向こうの孤立した場所。

途中には不気味な十字架が。

荒れ果てた館は。

無駄に広くて暗く。

果てしない書類作業の最中。

視線の先にちらつく、黒いドレスの女の姿。

こういう写真を見つけたりすると怖いし。

窓にこういうのが映っているのも怖い。

子ども部屋とか子どもは怖いに決まっている。


そして怖いのがキアラン・ハインズ・・・。

じゃなくて、キアラン演じるデイリーは、唯一の協力者です。

何かの気配におびえる中で。

アーサーは、亡き妻を背後に感じるようになる・・・。

ストーリー的にはゴシック・ホラーの典型的な展開で、期待通りに気持ち悪がらせてくれます。
ニコール・キッドマン主演の 「アザーズ」(2001年) に雰囲気はちょっと似ているかな。
ラストは
 ああーやっちゃったー。
という感じです。

ダニエル・ラドクリフくんがいい表情をしていて、これはいい役者になるんじゃないかと思わせてくれました。
同じような時代を扱っているらしいドラマ
「ヤング・ドクター」
もよさそうな。
録画してあります。みなくちゃ。

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