日本公開は一昨年、もっと最近のような気がしていましたが、月日の経つのは早いもので。ずっと見たかったのですがなぜかご縁がなく、ようやく見ることができました。
シャーロッキアンといわれるほどのマニアではないので、そこそこの知識のちょっとファン程度ですから、
引退後は養蜂をしたらしい
ということくらいしか知りません。
そもそも、架空の人物ですし、どう描いても解釈しても、おもしろかったらそれでいい。
サセックスの風光明媚な田舎に隠居して暮らす御年なんと93歳のシャーロック・ホームズ(1853年生まれだそうですから、1946年が舞台ということですね)ということで、長生きされたようでめでたい。
そのホームズ氏が引退する契機となった、今では真相が謎のままの事件をたどる
「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」
オフィシャルサイトは ここ。
隠居して、ミツバチを相手に家政婦マンロー夫人(ローラ・リニー)と彼女の息子のロジャー(マイロ・パーカー)の世話をうけながら静かに暮らしているシャーロック・ホームズ(イアン・マッケラン)。
彼は、かつて因縁のあったらしい(しかし思い出せない)、ウメザキという男(真田広之)を訪ねて日本へ旅行してきたばかり。
加齢性の認知障害に効くという、日本特産の山椒を入手、エキスを抽出して食べ物やお茶に入れて摂取している。
(想像するに、すごくまずいぞ)
それが効いたのかどうか、引退の契機となった事件を描いたワトソン博士の小説のオチとは違う真実を思い出しかけ、執筆を開始。
たった一人の読者のために。
ホームズにあこがれる少年ロジャーを助手に、ホームズは再び記憶をたどり始め。
ああ、だけどさしものホームズもトシには勝てないか。
美しい婦人アン(ハティ・モラハン)の謎の行動を追う、かつての自分。
たどり着いた、物悲しい結末・・・。
謎解きというよりは、一生懸命思い出そうとするホームズのもどかしさと後悔、それから今の希望を描いた、ほろ苦いけれども明るい、心温まるドラマになっていました。
ロジャー、よかったですね。
セブンシスターズでしたっけ、白亜の崖の景色もきれいだし。
わざわざ終戦直後の廃墟のヒロシマまで、山椒を掘りに行くのはどうなのかなって思いましたが。
そこで見た風景が、その後生きてきたりもする・・・。
思い出すべきことは思い出し、後悔もあったけど、もう思い残すところはなさそうな、幸せな晩年といえるでしょう。
かつてのホームズ氏の姿が、現実のイアン・マッケランだと思うのですが。
93歳の姿は、すごいシワシワでした。
メイクの様子が出ています。
ところでこの映画を通して見ていて思ったのは。
このホームズ氏程度のボケ具合ならまだまだ。。。
(ちゃんと思い出したじゃん)
シャーロッキアンといわれるほどのマニアではないので、そこそこの知識のちょっとファン程度ですから、
引退後は養蜂をしたらしい
ということくらいしか知りません。
そもそも、架空の人物ですし、どう描いても解釈しても、おもしろかったらそれでいい。
サセックスの風光明媚な田舎に隠居して暮らす御年なんと93歳のシャーロック・ホームズ(1853年生まれだそうですから、1946年が舞台ということですね)ということで、長生きされたようでめでたい。
そのホームズ氏が引退する契機となった、今では真相が謎のままの事件をたどる
「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」
オフィシャルサイトは ここ。
隠居して、ミツバチを相手に家政婦マンロー夫人(ローラ・リニー)と彼女の息子のロジャー(マイロ・パーカー)の世話をうけながら静かに暮らしているシャーロック・ホームズ(イアン・マッケラン)。
(想像するに、すごくまずいぞ)
それが効いたのかどうか、引退の契機となった事件を描いたワトソン博士の小説のオチとは違う真実を思い出しかけ、執筆を開始。
ロジャー、よかったですね。
メイクの様子が出ています。
このホームズ氏程度のボケ具合ならまだまだ。。。
(ちゃんと思い出したじゃん)