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Channel: 好きな俳優、今日の一枚 
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青春ってアホ。

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十代のころに見たテレビの吹き替え版、しかもたぶんずいぶんカットされていた映画の記憶って、当てにならないことが多いようです。

フィッツジェラルドの原作は読んでいないし、ロバート・レッドフォード主演の映画をテレビで見ただけの記憶なので、えらく思い違いをしていました。
こんなストーリーだったっけ?
見たの、ウブな女の子のころだったせいでしょうか。
えらくロマンチックな話のように思っていたんですが、やりきれない物語だった・・・。

「華麗なるギャツビー」(2012年)

オフィシャルサイトは ここ。


1920年代、禁酒法時代のアメリカ。
もともとは小説家志望、現在はウォール街で証券マンとして働くニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)。

ニューヨーク郊外の家に移り住み、その隣はお城のような豪邸。
夜な夜な乱痴気騒ぎのパーティーが開かれるその館の主は。

経歴不詳、謎の若き大富豪、ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)。

ギャツビーはニックだけにパーティーの正式な招待状を送り、二人は行動を共にする仲に。

桁違いのお金持ちの遊びに付き合わされる中で、ギャツビーの過去を徐々に知ることになるニック。
ギャツビーの目的は、ニックの美しい従妹デイジー(キャリー・マリガン)。

デイジーとギャツビーは、5年前に知り合っていた・・・。
デイジーの夫トム・ブキャナン(ジョエル・エドガートン)は、浮気者の御曹司。

彼は妻とギャツビーの間の何かに気付く。

ニックって、ただダシにされているだけのようにも見えるよ・・・。

デイジーはバカだしトムは身勝手だし、ギャツビーはストーカーだ・・・。
・・・とか思いながら見ちゃダメなんだな、きっと。
画面はすごいゴージャスで、ふんだんにお金を使っているなあ、と。
家、お城だし。

でも3Dにすることはないんでは・・・。

うわべだけの華麗さとそのむなしさ、というブンガク的な主題なんでしょうけど、バズ・ラーマン監督のケレン味のある演出だと、浮かれ過ぎちゃう感じがするんでした。

それにしてもキャラクターがみんな若いからなのか、ほんとみんなアホだ・・・。

(とか言いながら、この長い作品を最後までちゃんと見きったんでした)
(・・・面白かったのかも・・・ ← 降参)

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