どこまで行くのかシャークネード

毎年楽しみにしている、テレビ東京午後のロードショーのサメシリーズ。その中でもこの数年間で大ヒットといえるのが、
「シャークネード」
のシリーズだと思います。
最近の荒唐無稽なサメ映画のパターンを踏襲しているにもかかわらず、ダレずに見入ってしまうのはなぜだろう。


アメリカでは昨年夏にテレビ放送、日本でも年末にソフト発売されましたが、やっぱりサメは真夏に見なきゃね。
というわけで、午後ローまで待っていました。


「シャークネード４（フォース） サメ覚醒」（2016年TVM）


テレビ東京午後のロードショー番組サイトは　ここ。
DVD発売元、アルバトロスフィルム（やっぱりね）のサイトは　ここ。
アメリカSyfyテレビの、シャークネードのオフィシャルサイト（英語）は　ここ。




前作のミッションで宇宙から帰還して5年。
フィン・シェパード（アイアン・ジーリング）は、妻エイプリル（タラ・リード）を偲んでカンザスの農場に彼女の名前を付け。
忘れ形見の息子ギル（双子のクリストファー＆ニコラス・ショーン）と母（シェリル・ティーグス）、姪のジェミニ（マシエラ・ルーシャ）とともに、静かに暮らしている。
かつてフィンが闘い続けてきたシャークネードは、巨大テクノロジー企業アストロX社の天候安定システムにより発生を未然に防ぐことができるようになり、この5年間は発生することもなかった。
アストロX社は、前作で月に取り残されたフィンの父シェパード大佐（デヴィッド・ハッセルホフ）も救出。

もはや何の憂いもなく、シェパード一家は家族旅行でラスベガスへ。
軍に入った長男マット（コディ・リンリー）も、花嫁を連れて合流し、楽しく過ごすはずだったのに。
やっぱり竜巻は容赦しない。
そして、竜巻が発生すればサメが降るのは当然なんである。
それが砂漠の砂を巻き上げた竜巻であっても。
今度のシャークネードはアメリカの各地に発生し。
原子力発電所までを襲う。
もはや核兵器とまで化したサメたち。
打つ手はないかと思われた。


さて一方。
実はエイプリルは、科学者である父ウィルフォード（ゲイリー・ビジー）に救われ。
高性能なサイボーグとして再生。
フィンたちがピンチに陥ったことを知った彼女は、改良途中でリスクがあるにもかかわらず、ともに戦うために行くのである。
フォースとともにあれ・・・。



まあ、冒頭からこんなですし。
随所に、スターウォーズだけではなくいろんな映画のパロディが入っています。
エクスカリバーを引き抜くシーンもあったし。（チェーンソー）


こんな具合にバージョンアップしたエイプリル。
どこにでも発生し、何でも巻き上げるシャークネード、いったいどこまで進化し続けるんでしょうか。
8月6日にはアメリカで5作目が放送されるそうで、いやーどうなることやら。
来年夏の午後のロードショーが、今から楽しみです。